東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年最後の農作業、藍の採種

2018年01月01日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今年も最後の一日になってしまいました。庭を掃いたり家の中を掃除したりしました。そして、最後の農作業をしました。今まで草を刈り取ったり不要な木々を伐採していますが、その後始末をしました。ノコギリに油を塗ったり、小道具を道具箱にしまいました。また刈り残した草を引いたりしました。そして、最後に藍の種を採集しました。

     枯れた藍の種の部分        種の部分を擦るようにして採種
 

 藍は枯れるのが11月ですので、以降採種はいつでもできました。種は腐るわけではないので多少の遅れてもかまいません。他の農作業が忙しかったため今日になってしまいました。藍の穂のような部分に種がたくさん付いています。その穂のような部分を刈り取った後、手箕の上で手で揉みます。すると、種がぽろぽろと下に落ちます。皮が多いため種は見えません。

            手で揉んだ後、下に落ちた藍の種とその皮


 種を手のひらに置いて軽く吹きます。すると、軽い皮が飛んで粟粒のような黒光りする種がたくさん残ります。これが藍の種です。田布施町の歴史を調べると、藍は3月に種まきしたようです。また昭和20年代まで田布施川に沿って染物屋があったようです。藍染めした布を洗うには最適な川の流れだったのでしょう。阿波の国から藍を購入したとの記録もありますが、同時に藍も育てて藍染めに使っていたのだと思います。藍の種を収集し終わると、衣服を新調するためなどでYou-Me Townに買物に行きました。そして、夕方前に注連縄を各建物のドアに取り付けました。明日のお正月、田布施町の主要な神社に初詣しようと思います

 黒光りする極小の藍の種    種を袋に収納      夕方前注連縄を取り付け
  


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