東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

糸を紡ぐための糸車を解説

2024年12月14日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 小学1年生では、国語の時間にお話「たぬきの糸車」を習うようです。いたずらタヌキが改心して家にある糸車で糸を紡ぐお話です。しかし、小学校には糸車の実物はありません。ましてや先生が紡いで見せることもできません。
 今回、縁あってとある小学校に行って糸車の実物を見せると共に糸紡ぎの実演をしました。ついでに、栽培した綿から綿を取り出してその綿から指で糸を紡いでみせました。また、日本の糸車と海外の糸車を見せ、両者を使って糸を紡いでみせました。子供達全員が目を輝かせて見入っていました。

     糸を紡ぐ糸車と紡いだ糸を巻き取るかせくりを回す1年生達


 糸紡ぎの実演をした後、紡いだ糸でどんな布が織れるのか実物を見せました。私が紡いで染色して織ったタペストリーや座布団です。これらは、田布施農業工業高校で飼われている羊(茶々丸)の毛を紡いだ毛糸で私が織りました。
 お話をしたり実演したりしている間、絶え間なく子供達から質問や希望が出ました。一番多かったのは「糸車を回してもいいですか?」でした。そのため、私のお話や実演が終わった後、子供達に好きなだけ触ったり回してもらいました。

  綿や羊のふわふわした毛を触る       外国の糸車を回してみる
 


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