もう30年以上になりますか、毎年注連縄を作っています。公民館講座などで作る豪華な注連縄ではありません。わら、ウラジロ、紐、そしてユズリハを使う我家だけの素朴な注連縄です。
作る前に、湿らせたわらを木槌で何度も叩いて柔らかくします。そして、左手の指を視点に右手で三重に巻いて作ります。以前は仲間と一緒に注連縄を作ることが多かったのですが、今年は一人静かに作っています。いつの日にか、孫達に我家流の注連縄の作り方を伝えようと思っています。
わらを三重に巻いた後、ユズリハとウラジロを取り付け
注連縄は三連ですが、私のように一度に三連にする方法、二連にした後にもう一連を巻き付ける方法があります。後者の方が多いようですが、私は昔から前者の方法で注連縄を編んでいます。友達にもこの方法を教えています。どちらが優位か分かりせんが、自分の得意な方法を一つ知っておけば良いと思います。
わらを叩いて柔らかく 三連を一度に蒔く ユズリハを採葉
毎年複数個作りますが、今年は三個にしました。たまたま友達のお店に行ったついでに、所望されたので差し上げました。橙かミカンを取り付けるとのことです。残りの二つは郷土館と我家に飾ろうと思います。もし、他の方に所望されれば、差し上げようと思います。さらに追加製作してもよいでしょう。
ユズリハに重ねてウラジロ 製作した三個の注連縄
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