知人に貸している耕運機が畑で突然動かなりました。いくら始動ロープを引っ張っても、何かに引っかかるようなにぶい音をたてます。どうも変だなと思っていると、耕運機の下に黒い粉が散らばっているのを見つけました。どうもゴムの削りかすのようにも見えました。もしやと思って耕運機のカバーをはずすと、Vベルトがちぎれるように伸びて、プーリーを外れていました。そして、プーリーをガイドするテンションプーリーがひん曲がっていました。
原因がわかったので、すぐにVベルトを交換してテンションプーリーを修理をしました。Vベルト交換はすぐに出来ましたが、テンションプーリー故障には困りました。テンションプーリー軸が捻じ曲がっていたので、そのテンション部を本体から取り外すのが一苦労。そして、金槌でたたいてねじれを修正し固定するにも骨がおれました。本来ならば部品交換で済ませますが、直ぐに耕運機を使いたいし、部品代を節約したかったので全部自前で修理しました。
久しぶりに耕運機のベルト部を分解しましたが、Vベルトのテンション部を自前で修理したのは始めてのことです。おかげで再び耕運機は快調に動くようになりました。修理に要した時間は正味2時間程度でしょうか。農機具を自前で修理できることはとてもありがたいことだと、改めて感じた一日でした。
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