去年、古代に布を織るために栽培されていた大麻に興味を持ちました。大麻と言うと、麻薬成分含まれるとのことで栽培は禁止です。しかし、古代の日本では麻薬成分がないものが栽培されており、紐や衣服に使われていました。
古代において大麻を栽培していたのでしょうか、私が住む地域は「麻郷」と呼ばれています。新潟県には「美麻」地区があり、今でも栽培しており30年位前に見学に行ったことがあります。
その大麻に一番近い栽培植物がケナフです。葉や背丈がそっくりです。ただし、つぼみや花は形は全く違います。そのケナフの種を取りました。
大麻によく似たケナフの実を採取
ケナフの実には小さな鋭い棘が無数にあります。気やすく指で握ると、その棘が皮膚に刺さるのです。とても厄介な実です。乾いた実を槌で叩くと、中から種がたくさん出てきます。その種を来年も蒔いてみようと思います。
ただ、ケナフからどのようにして繊維を取るのかよく分かりません。どうにかして乾いた茎から繊維をはぎ取るようです。布にはできなくても、紐などの繊維にできないか考えています。
たくさん付いた実 もぎ取った実 中から出てきた種
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