東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

サツマイモ苗の植え付け準備作業

2015年05月03日 | 野菜:芋類

 サツマイモの苗を植え付けるための準備作業をしました。一昨日、バッテリーがあがって使えなかったトラクターが動くようになりました。一日中ずっと充電器につないでいたら、バッテリーが復活したのです。今後はバッテリーがあがらないように注意しようと思います。
 まず最初に、先日伐採したケヤキを移動する作業をしました。ケヤキが倒れたままだと作業の邪魔になりますので。そして、次にロータリーを使って畑を耕しました。

   バッテリーが復活してトラクター始動       伐採したケヤキを畑から移動
 

 今の時期、農作業は快適です。まだまだ涼しい風が吹いてくれるので、汗はそれほど出ません。トラクターの前後を見ながら操縦しました。このトラクターはもともと、私が親しくしていた古老が使っていました。この古老が亡くなってから、しばらくホコリを被っていました。その後、あちこち修理しては何とか使用していました。私が山口県に帰る時に、古老の息子さんからのご厚意でいただくことになりました。ありがたいことです。
 東京で、いろいろな思い出があるトラクターです。例えば、田んぼの中から抜け出すことができなくなり往生したこともありました。古老が使い込んだトラクターです。あちこちが傷んでおり、不具合のある前輪を分解修理したことも、またパンクのためタイヤを交換したこともありました。それでも役に立っているトラクターです。

           サツマイモの苗を植え付けるため、麦畑横をトラクターで耕耘


 午後からはトラクターではなく、小型の耕運機でサツマイモの苗を植える畝を作りました。去年と同じ場所に三つの畝を作りました。ここには安納イモと呼ばれるとても甘いサツマイモの苗を植え付けます。いつものように耕運機で土を細かく砕きました。そして、三本クワで畝を山形に整形しました。このところの快晴で、土は湿っておらず柔らかく、整形が思いのほか楽でした。ここは、午後からずっと太陽の光が届きます。サツマイモ栽培には適している場所だと思います。

      サツマイモ栽培用に畝整形           山形に整形した畝に黒マルチ
 

 サツマイモ用の畝は四つ作る予定でした。しかし、道に面した三つしか作れませんでした。明日一つ、サツマイモ用の畝を追加します。そして、サツマイモの苗を植え付けます。ところで、快晴だとせっかく植え付けた苗が乾いて枯れてしまうことがあります。そのため、並行して草刈りをして、刈り取った草を苗の上にしばらく被覆します。苗にしっかりと根が生えて元気になれば、枯草を取り除きます。去年もそのように苗を植え付けしました。この畑のサツマイモは主に麻郷公民館祭り用です。秋、たくさん収穫できるでしょうか。

                サツマイモ栽培用の畝に黒マルチを被覆


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