東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

スズメ食害で稲は壊滅状態

2004年09月05日 | 田舎暮らし
 先日の台風16号の強風で、どの田んぼも網がめくれてはがれていました。その結果、何千羽ものスズメの大群が水田に群がりお米の食い放題でした。クレソン横の田んぼのお米の収穫は今年は見込めません・・・・大打撃です。台風を想定して強く網を張っていればよかったのですが、紐不足で網を強く張っていなかったのがいけなかったようです。

                壊滅状態のお米、収穫は見込めず


 ただし、もち米だけは食害が少なかったです。このもち米は別所小学校5年生か収穫して餅つきに使う予定のお米なのでちょっと安心しました。今年植えたもち米は陸稲で、食味は良くないのですが、偶然にもノギが長い品種を植えました。ノギとは、実に付いている棘のようなひげです。棘があると鳥には食べにくいようです。昔からノギが長い雑穀類は鳥害が少ないのですが、お米もその例にもれないようです。今後は鳥害が少ないお米に切り替えてみるのもてだと思います。

           ノギのおかげか?比較的被害が少ないもち米


 ところで、もうすぐ稲刈りなので、田んぼを乾かすため水路の水の流入を止めておきました。また、めくれた網を一部ですが直しておきました。そして、今日お天気だったら植える予定だったキャベツの苗を来週のために仮植えしておきました。来週はキャベツの植付けをはじめとして冬野菜の種まきなどをしたいと思います。
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