去年サトウキビ茎を苗として冬越しをしてみました。しかし、結果は散々でした。冬の間は良かったのですが、春先の暖かくなった頃に急変して黒くなってしまいました。見た感じでは乾燥して軽くなっていました。枯れたようです。この教訓を元に今年は、保存方法を変えてみようと思います。私が思うに、保存の決め手は保湿と温度ではないかと思います。
霜があたって葉色が薄くなったサトウキビ
12年前に、サツマイモを冬の間保存する芋穴に入ったことがあります。その穴は人が一人入るくらいの大きさで、入ると外気温より暖かく湿気があったことをを覚えています。この芋穴に近い環境を作ればよいのではないかと思います。
保存用に数節ごとに切ったサトウキビの茎
そこで、今年は保湿を工夫することにしました。一つは、切り口に防腐剤を塗ることです。そこで、DIYのお店で植物用の防腐剤を購入しました。そして、切ったサトウキビの切り口にその防腐剤を塗りつけました。一日おくと、防腐剤は乾燥して樹脂膜のようになり硬くなりました。硬くなったため湿気を通さないようでしたので、防湿にもなるのではないかと思います。
サトウキビの切り口 防腐剤を塗布
これで、以前と比べて、乾燥しにくくかつ腐敗菌が入らないので長持ちするのではないかと思います。保存するのは、芋穴ではなく発泡スチロールの箱です。底に湿った土を入れて保湿します。そして、寒くならないように部屋の中にその発泡スチロールの箱を置こうと思います。さて、今年は苗の保存が成功するでしょうか。
防腐剤を切り口に塗布して乾燥中のサトウキビ
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