東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

お盆のお墓詣りほか

2012年08月16日 | 家族関連

 お墓参りに行きました。今年は父親が亡くなり49日や初盆などがあるなど、特別な思いのお盆です。妹夫婦からもらったお盆提灯を数日前から仏壇前に置いて、先日のろうそく祭りで購入した和ろうそくに火をともしました。初めて使う和ろうそくですが、最初火がつきにくいのですが、いったん火がつくと炎が大きく明るいのに驚きました。電気がない時代、和ろうそくが唯一の明かりだったことがうなずけました。

   お盆提灯と和ろうそくに火をともす         一ヶ月ぶりにお墓へ
 

 母親は足が悪いため、お墓がある場所まで階段を登れません。このため、私1人がお墓詣りしました。家の近くに植えてある「しきび」を適度な長さに切って持っていきました。私がお墓詣りから帰ってしばらくして、妹夫婦と姪の3人が来ました。姪はこの10月に結婚するため、その招待状を持ってきていました。我家の台所で、母親を中心に談笑して楽しく過ごしました。

              母親,姪,妹,妹の夫,そして私の5人で楽しく談笑

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柳井市 金魚ちょうちん祭り,柳井市街散策(1/5)

2012年08月15日 | 歴史探訪他ウォーキング

 金魚ちょうちん祭り最終日(13日)、柳井市街に行ってみました。私が子供の頃、まだ金魚ちょうちん祭りはなく別名のお祭りが行われていました。そのお祭りの名前は忘れてしまいましたが、蛇踊りのようなものがあったように記憶しています。今回は、金魚ちょうちん祭りを見つつ、昔の柳井街がどのように変わったのか確かめる意味で市街を散策してみました。

  柳井駅西側に置かれた蒸気機関車         柳井駅下を通る地下通路
 

 バイクを柳井駅の西側に止め、地下通路を通って柳井駅へ出ました。駅構内に金魚ちょうちんが飾られていました。柳井駅は、私が子供の頃と違ってすっかり静かな地方駅になっています。50年ほど前、この駅正面から延びる道にはいろいろなお店やデパートが立ち並んでいました。まだ柳井警察署がこの通路にあった頃のことです。当時からあるのは広島銀行だけではないかと思います。左手には大丸デパートがありましたが、今はマンションになっています。

            50年前、乗り降りする人でごった替えしていた駅前広場


 50年前当時、今と違ってマイカーを持っている人はまれでした。このため、移動はほとんどがバスでした。柳井に行くためには、家から峠を越えて山超えしてバス停に行き、そこから防長バスに乗っていました。当時のバスはボンネットバスで、運転手の他に女性の車掌さんが乗っていました。降りる直前、その車掌さんに分かるように手をあげるか声をかけていました。車掌さんは、それに応えてブザーを鳴らして合図をしていました。当時は道が舗装されておらず、絶えずバスがガタガタ揺れていました。当時、田布施と柳井間を蒸気機関車が走っていた時代でした。

       柳井駅から見た正面道路       大きな金魚ちょうちんの張子
 

 柳井駅を過ぎると、少し脇道を通って映画館があった場所に行ってみました。途中の小道に大きな金魚ちょうちんの張子が置いてありました。金魚ちょうちん祭りの最終日のためか、誰も通っていませんでした。元映画館があった場所はすっかり変わっていました。幼友達のお父さんがここで八百屋を開いていましたが、そのお店は無くなっていました。映画館のすぐ近くにカツラ無線がまだありました。高校生だった1969/3/23に、このお店でラジオ制作に使うテスター(今は故障中)を購入しました。また、大学受験ラジオ講座放送を聞くためのラジオもここで買いました。

       映画館があった場所             今もあるカツラ無線
 

 次に柳井川に行ってみました。この川周辺はすっかり変わっていました。50年前、本橋周辺の川に面していた家々は、落ちそうなほど川にせり出していました。しかし、それらの家々は移転したのでしょう、整地されて川に沿う小さな公園になっていました。昔は、本橋周辺が一番賑やかだったように記憶していますが、今は往時の姿はまったくありません。あるのは記憶の中だけです。

             本橋近くから琴石山方面を見て、往時の姿は皆無

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冬キャベツの苗作り

2012年08月14日 | 野菜:葉菜

 まだまだ暑い夏が続いていますが、そろそろ秋冬野菜の準備をしなければなりません。今回、キャベツの苗作りを始めました。購入したキャベツの品種は「四季穫」です。この品種はだいぶ前からあり、私はよく使います。キャベツは夏に弱いので、夏だけは暑さに強い品種を使います。しかし、それ以外の季節はこの万能なキャベツ品種で十分です。

      代表的なキャベツ品種          苗をつくるビニールポットを用意
 

 今年は、自宅で消費できる程度のキャベツを作ることにしました。このため、苗は15個作ります。ビニールポットを用意してその中に培養土を入れます。培養土は自分で作ってもよいのですが、陸稲の苗づくりに使った培養土が余っていたのでそれを使いました。

    手に取り出したキャベツの種子        1つのポットに4粒播種
 

 ビニールポットに培養土を入れると、1つのポットに4粒の種子をまきます。畑に移植するまでの間に、元気の良い苗1本になるよう間引きします。播種後、ビニールポットを日陰に移してジョロで水をかけます。1週間以内に発芽するはずです。予定では9月に移植して、12月上旬に防虫用の寒冷紗を外し12月末頃に美味しいキャベツを収穫できると思います。

             ビニールポットに水をかける、1週間以内に発芽予定


 ところで、1週間ほど前に人参を播種しました。人参は真夏に播種するため、とても発芽が難しい野菜です。種を蒔いてから1週間程度、乾燥しないように上に新聞紙をかけていました。そして、地面が乾燥しないように気を付けていました。世話のかいあってか、ようやく人参が発芽しました。人参は発芽が命です。あとは、細かい水やり,防虫除草,間引きさえしっかりやれば秋に鮮やかな橙色の人参を収穫できます。収穫がとても楽しみです。

            ようやく発芽した人参、ちゃんと発芽させるのが難しい野菜

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田布施町 麻郷 納涼盆おどり大会 2012 に参加して

2012年08月13日 | イベント,行事



 昨日(11日)の夜、麻郷の盆踊り大会に参加しました。3年前までは麻郷小学校の校庭行われていましたが、以降麻郷小学校の建て替え工事のため麻郷公民館横の広場で開催されています。私は、お盆の時期は電車が混むなどの理由で山口県に帰省したことがあまりありません。このため、この盆踊りに参加したのは何年ぶりのことでしょうか。いろいろ話を聞くと、麻郷小学校の校庭は広すぎて準備や片づけが大変だったそうで、公民館横はこじんまりしているので盆踊りには最適かもしれません。

                   盆踊り中、夜空に広がる花火


 八王子に住んでいた時、盆踊りの企画を立てたことがあります。その時は、半年位前から準備をしました。消防署や警察を回り,踊り稽古の会場と先生へのお願い,仮設トイレの手配,パンフレットの印刷,やぐらの建設,景品の購入などなかなか準備は大変でした。この麻郷の盆踊りも、事前に準備した方は大変だったと思います。ご苦労様。

      綿菓子店さんに並ぶ子供たち        賑やかな焼きそば店さん
 

 盆踊りが開催された麻郷公民館は、私が小学生時代からずっとありました。当時は、平屋の木造でした。小学校から帰る途中に、この公民館で結婚式があるのをよく見かけました。友達とその式場にこっそり入って見たこともあります。このように、この公民館は麻郷に住む方々の中心的な交流場所です。

              やぐらを中心に輪になり踊る、みんな楽しそう


 この麻郷公民館の館長は中高校生時代の同級生A君です。彼と少し話をしました。彼は打ち上げ花火のリモコンを大事そうに持っていました。盆踊りの終盤、そのリモコンをいろいろ押し分けて花火を打ち上げていました。彼以外に、小中高校同級生のN君が写真を撮影していました。最近の麻郷の様子を少し聞きました。

  受付時、うちわと抽選券をいただく       受付けをしていた同級生のEさんと私
 

 また、受付でやはり小中高の同級生のEさんを見つけました。少しばかり立ち話をしました。話している途中、盆踊りに遅れて来た家族が受付にやって来ました。しかし、すでに受付時間を過ぎていましたので、残念ながらうちわや抽選券はありません。連れのお子さんがちょっと可愛そうでしたので、私の抽選券をお子さんにあげました。そのほかにも同級生を見かけましたが、話をする時間がありませんでした。

             終盤に近付いてきた盆踊り、最後は炭坑節だったかな


 踊りが終わると、お楽しみの抽選会の始まりです。1等はDVDプレーヤーが2人に当たります。しかし、読み上げられた番号2人が名乗り上げないため再抽選となりました。そのほか、水筒,生活用品,お菓子などの当選が次々に発表されました。最後に、下2ケタ番号の抽選があり。その方々にはティッシュが当たりました。私の抽選券をもらった子供は当たったでしょうか。

     やぐらの上で当選番号を発表       当選番号が張られた紙に群がる方々
 

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古い松下製トランジスタラジオ AT-175Jの修理(6/7)

2012年08月12日 | 古ラジオ修理工房

 このトランジスタラジオの修理のめどが立ったので、今回はこのラジオの清掃をしました。昭和30年代に製造されてから40年以上経過しています。筐体内部や表面に積年の汚れが付いています。その汚れをできる限り綺麗にすることにしました。

            スピーカーを筐体から取り外す


 まずは、筐体を洗うことにしました。その前に、筐体にネジで固定してあるスピーカーや端子類は洗えないため取り外します。筐体や裏蓋などを持って洗面台に行き、石鹸をつけた歯ブラシでごしごしと洗いました。表面には煙草のヤニや皮脂などが付いていますので、表面を傷めない程度の弱めの力でこすります。

   ラジオ表面を石鹸でこする      内部も歯ブラシでごしごし洗う
 

 なお、皮脂などが固くこびりついている場所はアルコールを使ってきれいにします。それでも取れない場合はキャブレタークリーナーを使って取り除きます。なお、キャブレタークリーナーはスポンジなどを溶かしてしまう場合があるため使用には注意が必要です。後は水できれいに石鹸を洗い流します。そして、洗濯バサミに挟んでぶら下げ、風通しの良い日陰に干します。日差しには当てません。

        洗濯バサミに挟んでぶら下げ、涼しい所で自然乾燥


 筐体を洗浄し終わると、今度はつまみ類を洗浄します。つまみ類は小さいので、落として紛失しないように注意します。これも石鹸を付けた歯ブラシできれいにします。やはり、皮脂類で取れないものはアルコールなどを使ってきれいにします。つまみ類は落とすと見失うので、皿の上に置いて自然乾燥します。日差しに当てると熱で変形する恐れがあるため、やはり風通しが良い日陰で自然乾燥します。

    歯ブラシでこすり綺麗に          皿の上で自然乾燥
 

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雑穀と陸稲などが出穂し始める

2012年08月11日 | 麦,穀類,雑穀

 雑穀やお米が穂を出し始めました。田んぼを見てもあちこちで穂が出ています。雑穀などはだいたいお盆頃に穂が出てきます。ところで、八王子に住んでいた頃に雑穀をいろいろ栽培していました。ところが、ほとんどの方は雑穀と雑草の区別が分かりません。このため、私が知らないうちに雑穀を抜かれてがっかりすることが毎年のようにありました。

               穂が出始めたシコクビエ、20年ほど前から栽培


 今年からは、私しか畑を耕さないので雑穀を抜かれてしまう心配がありません。しかし、山口県は八王子市より南にあるためか、害虫のメイガが入られて茎が途中から折れてしまう被害が多いようです。来年、もっと栽培数を増やすのであれば何らかの対策が必要だと思いました。

           穂が出てきた陸稲、日照りのため、ちゃんと実るかとても心配


 雑穀はそんなにたくさん栽培していないのですが、陸稲は主食にしたいと思っているのでたくさん栽培しています。しかし、このところの日照りで成長が思わしくありません。大きく育った陸稲は葉の先端が枯れあがり、小さな陸稲は今にも枯れそうです。今後も日照りが続くようであれば穂に影響が出て実らないのではないかと心配しています。なお、ヒエと古代米はまだ穂が出てません。

     ヒエはまだ穂が出てこない            古代米もまだ出穂せず
 

 雑穀類で一番元気なのはアマランサスです。この日照りでも、他の雑穀のように葉がしおれるようなことはありません。よほど、根がしっかりと地中に生えているのでしょう。秋には粟粒ほどの極小の実(鶏頭の種によく似る)がたくさん実ります。実った穂を叩くと、無数の小さな実がバラバラと落ちてきます。このため、収穫時には地面にブルーシートを敷いてから穂を叩いた方が確実に収穫できます。普通の脱穀機は使えません。今はとても小さな穂が中心に見えますが、秋には巨大な穂になります。

               先端に小さな穂が付いたアマランサス

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古い松下製トランジスタラジオ AT-175Jの修理(5/7)

2012年08月10日 | 古ラジオ修理工房



 続いて松下製トランジスタラジオ AT-175Jの修理をしています。これまでの修理で、ラジオ放送をなんとか受信するようになったのですが、ボリュームを回してもあまり音が大きくなりません。そこで、この音が小さい原因を突き止めて修理することにしました。音が小さい原因の1つに電解コンデンサの容量抜けがあります。そこで、検波後の低周波増幅段を調べてみることにしました。

  容量抜けのバイパスコンデンサ    回路上のバイパスコンデンサの位置
 

 そこで、低周波増幅段の結合コンデンサとバイパスコンデンサを調べてみました。調べるには、正常な容量のコンデンサを仮に並行につなげてみます。もし音が大きくなればそのコンデンサの容量抜けが確定します。そのような方法で調べると、低周波初段増幅段の結合コンデンサは正常でしたが、バイパスコンデンサが容量抜けしていることが分かりました。このバイパスコンデンサを交換すれば、音が小さい故障は直るはずです。

   正常なコンデンサを並行につなげてコンデンサの良否を判定


 容量抜けしたコンデンサ個所が分かりましたので、そのコンデンサを回路基板から取り外します。コンデンサの両端をニッパで切断して取り外しました。このコンデンサを手に取ってよく見ると、耐電圧3Vの30μFでした。不思議なことに、電源電圧は6Vなのにこのコンデンサの耐圧は3Vです。耐電圧が電源電圧と同じか2倍程度にしておくことが安全だと私は思います。確か真空管ラジオでは2倍にしておくのが常識だったように思うのですが。そこで、耐電圧6V以上,容量30μF程度,ほぼ同じ大きさの電界コンデンサを探して交換します。

   故障コンデンサの両端を切断    故障した3V30μFの電界コンデンサ
 

 私は高校大学時代からコンデンサや抵抗のストックを大切に持ち続けてきました。その中から、最も近い値の電界コンデンサを探し出しました。それは、耐電圧6Vの30μFの電界コンデンサです。大きさもほぼ同じです。ただし、値的には全く問題ないのですが、端子のリード線の位置が異なっています。このため、窮屈ですがリード線を延長接続して、この正常な電界コンデンサに取り替えました。

 耐電圧6Vの30μFの電界コンデンサ      リード線を延長接続
 

 正常な電界コンデンサに取り替えた後、ボリュームを回すと音量が以前よりずっと大きくなりました。電界コンデンサの取り替えは成功でした。電解コンデンサの形状が違うため、リード線位置などの位置がちょっと変ですが、電子回路的には正常です。
 次に、ケースやつまみ類を綺麗に洗った後、トラッキング調整すればこのラジオの修理は終わりそうです。

    電界コンデンサの形状が異なるため、見た目に位置がちょっと変

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不思議な寄生植物 ネナシカズラ

2012年08月09日 | 麦,穀類,雑穀

 畑を歩いていて不思議な植物を発見しました。寄生植物のネナシカズラです。子供の頃に一度見たことがあります。雑草の上にラーメンの麺をばらまいたように覆いかぶさる、一種奇妙でおどおどろしい植物です。文献を読むと、種から芽が出る時だけ根が出て、宿主に寄生すると根が無くなるようです。木の枝に取りつく寄生植物である寄生木は葉があり光合成もするようです。しかし、このネナシカズラは全くの寄生植物で葉緑素がないので、白色か黄色をしています。とても植物とは思えません。

               ラーメンの麺のように見える寄生植物ネナシカズラ


 宿主の植物が枯れると、このネナシカズラも枯れてしまいます。ネナシカズラの茎を観察すると、鋭い突起があります。この突起を植物に差し込んで栄養を取るようです。寄生木は種子を鳥に食べられることによって種をばらまいていますが、このネナシカズラの実はとても小動物が食べるようには見えません。どうやって分散しているのでしょうか。とても不思議な植物です。よく観察すると、寄生する植物を選んでいるようです。イネ科のような植物は苦手で、葉が広い植物が好きのようです。

     宿主に差し込む突起           ネナシカズラの花、全然花らしくない
 

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田布施町 ハゼの実ろうそく祭り 2012 に参加して

2012年08月08日 | イベント,行事



 5日の夜、田布施町のろうそく祭りに行ってきました。これまで、このお祭りについては知人からいろいろ聞いていました。そして、これにまつわる、城南に残っているハゼの大木を見てきました。最初、単にろうそくの明かりが並んでいるだけかと思っていたら、コンサートなどがある誰でも参加できる楽しいイベントでした。

              ろうそくが並ぶ田布施川をバックに演奏会


 前日の交流館夏祭りがあった場所に、バイクを止めて会場に行きました。行くと、心地よいミュージックが流れていました。中に入ると、田布施川をバックにしたステージで音楽を演奏していました。私は大学時代にジャズなどを演奏するオーケストラに所属していました。バイトで、ダンスホールなどで演奏していた自分を思い出しました。夏、上野の京成デパート完成か改築時のビアガーデンで生演奏したこともあります。その時、京成電鉄が開通したか何かの記念でしょうか、たくさん出演料をいただきました。若いころ演奏していた自分をちょいと思い出しました。

 田布施川に浮かぶろうそくの明かり          フラダンスを披露する方々
 

 「ろうそく祭り」と冠しているように、江戸時代に田布施で作られていたハゼの実を原料とする和ろうそく作りの実演がありました。鍋に溶かされたろうを、芯の周りに少しずつ重ねてだんだんろうそくの形にする実演です。とても気長な仕事で、江戸時代の長州藩の三大事業(ろうそく、塩、製紙)の一つです。このハゼの実を使ったろうそく作りを伝承している方は、日本では数人もいないのではないかと思います。本業の片手間か、副業か、趣味でないとできない仕事ではないかと思いました。

             江戸時代さながらのハゼの実によるろうそく作りの実演


 ろうそく祭りでは、その他に焼きそば、お好み焼きなどいくつか出店していました。そのお店の1つに、ハゼの実を使った和ろうそくを売っている店がありました。ちょっと高価でしたが、父親のお盆にこの和ろうそくを使ってみたいと思い一本購入(400円)しました。ろうそく祭り、出店、フラダンスや生演奏などを楽しんで、一時間ほどで家に帰りました。

        焼きそばなどの出店          右下の和ろうそくを一本購入
 

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秋ジャガイモの植え付け

2012年08月07日 | 野菜:芋類

 秋ジャガイモの植え付けをしました。ジャガイモの品種は「出島」です。これを選んだのは、これしか種芋を売っていなかったからです。以前、私が植え付けたことがある秋ジャガイモに農林1号があります。しかし、農林1号は売っていませんでした。農協にでも予約しておけばよかったのでしょうが、今回は店先に並んでいた「出島」にしました。

            秋ジャガイモの種芋を植え付ける畝をトラクタで整地


 事前に軽く耕運機を耕していた畑を今回はトラクタで細かく耕しました。前輪を自分で修理したりパンクを修理したトラクタは、今回とても快調に動きました。トラクタを格納している牛舎から1Km離れた畑まで舗装道を通って行きました。トラクタ前部に取り付けたシャベルに、植え付ける種芋やスコップなどを乗せたままのんびりと耕しました。

               耕した畝に紐を張り、ジャガイモの種芋を並べる


 トラクタで耕した後、畝に30m位の紐を張りました。この紐には約30cm間隔で赤い糸が結んであります。この糸を目安に種芋を並べていきました。種芋を並べ終わると、次々に畝に穴を掘って種芋を植え付けていきました。当分雨が降りそうにないので、芽が出るのは2週間後位になるのではないかと思います。芋掘りするのは、11月頃の涼しい季節なのでとても楽しみです。贈っても良し、食べても良し、のジャガイモがたくさん収穫できると嬉しいです。

     植穴を掘って種芋を植え付け      植え付けが終わったジャガイモ畑
 

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田布施町 夏の交流館祭り

2012年08月06日 | イベント,行事

 田布施町の交流館には時々買い物に行っていますが、4日は夏祭りの会場としての交流館に行きました。4月のたぶせ桜まつりとほぼ同じ会場です。とても暑かったため、途中で無料のかき氷をいただきました。そして、ざっと会場を見て回りメロンパンを購入して帰りました。

            交流館、夏祭りの会場は猛暑にも関わらず人が多い


 誰か知っている人がいるかと、会場内をくまなく探しましたがいませんでした。誰も知らない人ばかりなので、40年間も田布施にいなかったブランクは大きいなと思いました。10年位すれば、知っている方も増えると思います。そうすれば、このようなちょっとした会場で出会うことも増えると思います。

     購入した人は、くじ引き可           くじの当たりは主に農産物
 

 会場でメロンパンを購入すると、そのレシートでくじ引きをすることができます。私も、さっそくくじ引きすると、お米を膨らませたお菓子が当たりました。景品はこの田布施で収穫された農作物です。そのくじ引きの隣りでは、重量当てクイズをやっていました。この交流館の目玉です。今回は魚の重量当てクイズでした。魚を持ち上げないで、その魚の重さを当てるのです。名前と重さを書いた紙を「重量当て投票箱」に入れます。正しい重さに一番近い重さを書いた人が当たりで、その魚をもらうことができます。

         重量当て投票箱の横にならぶ魚、この魚の重さを当てる


 この夏の交流館祭りでは、金魚すくいや水風船取りなどの子供が喜びそうなイベントもやっていました。そして、無料のかき氷をいただくことができました。そのかき氷をつつきながら、会場をくまなく歩き回りました。

        金魚すくいを楽しむ子供         水風船を楽しむ家族
 

 交流館のお祭りは、4月、8月、11月の3回行われるようです。いろいろ聞いた話では、11月は農産物の収穫祭を兼ねているため一番賑やかとのことでした。次は11月のため、必ず参加してみようと思います。

       暑そう、たこ焼きコーナー      あんこを入れている大判焼きコーナー
 

 夏の交流館祭りを楽しんでいる途中、田布施川のほとりの木陰のベンチでかき氷を食べていると子供たちがカヌーに乗っているのが見えました。カヌー教室のようでした。近くに行っていろいろお話を聞くことができました。教育委員会関連の主催らしく、田布施町の小学校から希望者を募ってカヌー教室をしているとのことでした。今田布施町では、カヌーに限らずいろいろなスポーツが盛んとのこと。
 私が小学生の頃、こんなスポーツは全く知りませんでした。今の子供をうらやましく思いました。先日会った中学生時代の親友宅そばで、ヨット教室を開いてします。目の前で楽しそうにカヌーに乗っている小学生達を見ていると、ヨットでも教わってみようかとの思いになりました。

               田布施川で楽しそうにカヌーに乗っている子供達

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秋冬野菜の準備(1)

2012年08月05日 | 草刈り,整地

 秋野菜の準備を少しずつしています。今回は、前回草刈した個所を耕運機を使って耕しました。最初からトラクタを使って耕しても良かったのですが、土がとても固くなっていたため耕運機で軽く前処理耕運しました。

              雑草を刈り取った個所を耕運機で軽く耕す


 耕運機で耕しているといろいろと珍しいものを見つけます。一つは、ヘビかトカゲの卵です。大きさからみてヘビだと思います。また、小さなヘビも見つけました。耕運機の振動に驚いて地表に出てきたのかも知れません。そのヘビを手に掴んでその顔を見ました。4年前にもヘビを捕まえて観察したことがあります。ひととおり観察してから逃がしてやりました。

      小さなヘビを掴んで観察         耕されてだんだん畑らしくなる
 

 この畑は東半分がコナラの林になっています。この冬に、一部のコナラを切り倒してしいたけの榾木にしようと思っています。この林は適度な日陰があり風もよく通るので、農作業の合間の休憩には最適です。

             適度な日陰になっているコナラ林、時々この木陰で休憩


 ひととおり耕運機で前処理耕運すると、サツマイモ畑の草取りをしました。しばらく除草していなかったので、サツマイモが隠れるほど雑草が生い茂っていました。カマで刈ったり、手で抜いたりして草取りをしました。草取り後サツマイモの葉は、地面にぐたっとなっていますが、次第に葉が起き上がってくると思います。晩秋の芋掘りが楽しみです。

    雑草が生い茂るサツマイモ畑          除草後のサツマイモ畑
 

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古い松下製トランジスタラジオ AT-175Jの修理(4/7)

2012年08月04日 | 古ラジオ修理工房

 引き続いて松下製のトランジスタラジオ AT-175Jを修理していますが、エアバリコンを基板から取り出している時に、たまたまバーアンテナに触れました。すると、何かもごもごするのでおかしいなと思いました。そこでバーアンテナをいろいろ調べると、なんとバーアンテナが中央付近で折れているではありませんか。折れた個所がアンテナコイルで覆われていたのでこれまで気が付かなかったのです。これでは、ちゃんとラジオ放送を聞けるはずがありません。

       真ん中付近で、ポッキリ折れていたバーアンテナ


 以前、日立製のトランジスタラジオのバーアンテナ修理をしたことを思い出しました。修理と言っても、折れたバーアンテナを接着剤で固定しただけなのですが。この松下製トランジスタラジオのバーアンテナはとても薄いのが特徴です。薄いため、ラジオを小型化するには適していますが、薄い分ちょっとした衝撃で割れやすい欠点があります。このラジオを落下させた時か何かの衝撃で破損したに違いありません。

    瀬戸物のような割れ口        接着剤で張り付ける
 

 全く同じバーアンテナはもう手に入れることができません。仕方がないので、接着剤で張り付けることにしました。瞬間接着剤を薄く塗布した後、すばやく動かないような治工具を使って固定しました。この固定治具は木工用の物です。割れたバーアンテナではラジオ受信の性能は落ちていると思いますが、割れ口を極力固定したので接着しないままよりは良いと思います。

     接着剤を薄く塗布後、バーアンテナの両側を治工具で固定

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猛暑の中、畑の草刈り

2012年08月03日 | 草刈り,整地

 8月になり、ますます暑さが厳しくなったように思います。しかし、のんびりしていては秋野菜などの種まきの準備ができません。今回は、秋ジャガイモの種芋を植え付ける畑を作ろうと思います。そろそろ秋ジャガイモの種芋を売っているのを見かけるようになりました。お盆までには種芋を植え付けたいと思います。

              草刈り前、ジャングルのように雑草が生い茂った畑


 昼間は直射日光が暑いので、午後4時頃に畑に行きました。持って行ったのは、草刈機,水筒,簡易イスなどです。午後4時になって少しばかり涼しくなっていますが、少しでも体を動かすと汗がどんどん出てきます。時々立って休むと、吹き抜ける風が気持ちいいものです。2時間ほどであらかた雑草を刈り取りました。

            雑草を刈り取った畑、ここに秋ジャガイモを植え付け予定


 出来れば、耕運機で耕して畝作りまでしたかったのでが、こう暑いと作業が進みません。刈り取った雑草が、カラカラに乾くまで待ってから耕運しようと思います。このところ雨が全くふりません。台風が来て少しでも雨が降ればと思うのですが、台風はかすってしまい霧のように雨しか降りませんでした。

     隣りの畑も高い雑草が生い茂る     刈り取った雑草が乾いたら耕耘
 

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古い松下製トランジスタラジオ AT-175Jの修理(3/7)

2012年08月02日 | 古ラジオ修理工房

  指針や糸などチューニングに関する部品を取り外したので、今回は問題のエアバリコンを取り外して修理することにしました。エアバリコンはたくさんのアルミの羽が接触しないように交差する仕組みになっています。その羽同士の隙間は、ポリバリコンと異なり薄紙一枚がかろうじて通るほどの空気層です。何かの拍子に羽と羽が接触するとバリコンの役割をしません。エアバリコンはそのような精密部品です。

       エアバリコンに取り付けられたプーリーを取り外す


 最初に、バリコンの軸に取り付けられているプーリーを取り外しました。次に、バリコン自体を基板から取り外しました。取り外すときにまず3個のネジを外します。次に、アース,OSCコイル,同調コイルに繋がる線を半田ごてで外しました。

    3個のネジを外す       アース,OSCコイル,同調コイル側を外す
 

 傷めないように慎重にエアバリコンを取り外すと、故障原因とみられるエアバリコンのショートの状況をテスターで確認しました。バリコンを回しながら抵抗値を測ると、テスターが激しく揺れました。本来ならば常に抵抗値が∞でなければなりません。そして、バリコンを回しながら耳を澄ますと「シャラシャラ」と羽が接触する音が聞こえました。

    バリコンを回しながら抵抗値を測ると、テスターが激しく揺れる


 エアバリコンはとても小さな精密部品です。羽の状況は裸眼ではとても確認できません。そこで、ルーペを使って羽の状況を調査しました。すると、一か所だけ羽が偏っている個所を見つけることができました。この個所で羽が接触しているようです。

        羽と羽が接触していると思われる個所(ルーペで観察)


 そこで、偏っている羽の個所を細いドライバーの先端で注意深く治しました。このようにドライバーで羽を微細に動かしたのは、高校生の頃に真空管ラジオのエアバリコンの偏りを直して以来のことです。真空管ラジオのエアバリコンよりも微細な羽ですのでとても目が疲れます。微妙な偏りを直した後、羽全体の隙間を動かすネジを回してなんとかエアバリコンの羽接触の故障を直すことができました。エアバリコンを回しながら、テスターで抵抗値を測ると常に∞です。接触時に発生する「シャラシャラ」音も聞こえません。エアバリコンは「絶縁が空気」の致命的な構造であるため、一気にポリバリコンに取って変わったのでしょうね。

    羽の偏りをドライバで直す      羽と羽の隙間を微妙に調整
 

コメント
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