12月の成器塾は毎年Xmasフェルト作りです。去年までは子供達自身がその場で考えてフェルト細工をしていました。今年は子供達が最初にタブレットパソコンを持ち込んできました。そして、そのパソコンでインターネットに繋いでフェルト細工するアニメキャラを選んでいました。今の子供達は簡単にパソコンを操作して、辞書を引くように探すのですね。驚きました。
講師からフェルト細工の方法について教わる子供達
パソコンで選んだアニメキャラをフェルト細工で作りました。しかしながら、パソコンでアニメキャラを探すのに時間がかかりフェルト細工のスタートが少し遅れました。土台となるフェルト布を選んだ後、アニメキャラを作るための各色のフェルト綿を選びました。そして、針でチクチクしながらフェルト布に各色のフェルトを貼り付けていきました。
フェルトについてのお話 タブレットパソコン フェルト布を選ぶ
子供達はもくもくとフェルト細工を楽しんでようでした。見守る指導員は子供達を優しく見守りながら、細工に困った時は適切に教えていました。フェルトの固め方、広げ方、形の付け方などを教えていました。16時ギリギリまで子供達は楽しんでいました。終了時間を気にするのは私位でした。
左にパソコン、右にフェルト細工 出来上がったクリスマスフェルト
先日、移設した煮沸用ドラム缶に水を入れて実際に沸かしてみました。そして、友達が持ってきたシダの束などを煮ました。移設した場所は少しばかり風が通る場所のため、湯の温度上昇がゆっくりに感じました。しかし、雑談しながら燃やすための小枝や薪を次々に入れました。すると1時間内にぐつぐつ沸騰し始めました。風は冷たいのに炎の熱でほのかに暖かかったです。
煮え終わったシダの束を次々に取り出す
熱くなったドラム缶にうっかり触ってやけどしそうになりました。風が冷たいので、熱したドラム缶からの熱気が肌に伝わらずうっかり触ってしまったのです。
シダを煮るとあくが出るようです。熱湯がだんだん茶色に染まってきました。シダの束を取り出した頃にはすっかり熱湯が黒くなっていました。冷めた頃に染まった水を捨てました。
ドラム缶下に薪を入れて焚く 煮え終わったシダの束
小学1年生では、国語の時間にお話「たぬきの糸車」を習うようです。いたずらタヌキが改心して家にある糸車で糸を紡ぐお話です。しかし、小学校には糸車の実物はありません。ましてや先生が紡いで見せることもできません。
今回、縁あってとある小学校に行って糸車の実物を見せると共に糸紡ぎの実演をしました。ついでに、栽培した綿から綿を取り出してその綿から指で糸を紡いでみせました。また、日本の糸車と海外の糸車を見せ、両者を使って糸を紡いでみせました。子供達全員が目を輝かせて見入っていました。
糸を紡ぐ糸車と紡いだ糸を巻き取るかせくりを回す1年生達
糸紡ぎの実演をした後、紡いだ糸でどんな布が織れるのか実物を見せました。私が紡いで染色して織ったタペストリーや座布団です。これらは、田布施農業工業高校で飼われている羊(茶々丸)の毛を紡いだ毛糸で私が織りました。
お話をしたり実演したりしている間、絶え間なく子供達から質問や希望が出ました。一番多かったのは「糸車を回してもいいですか?」でした。そのため、私のお話や実演が終わった後、子供達に好きなだけ触ったり回してもらいました。
綿や羊のふわふわした毛を触る 外国の糸車を回してみる
室内で越冬しないと毎年育てることができない有用植物が二つあります。砂糖を取るサトウキビと草染めに使うヘナです。前者はこの温暖化で数株が庭で越冬するようになりました。ところが、後者は室内でしかも温室でないと越冬できません。今回ヘナの越冬作業をしました。
室内に置かれた温風ファン付き温室に入れたヘナ
実は越冬に備えて8月に鉢上げしておく必要があります。つまり越冬作業は8月に始まっているのです。その鉢上げしたヘナを室内の温室に入れました。厳冬期には温風器のファンで温室内に温風を巡らせます。さらに、温室内が熱くなりすぎないように温度調節器も取り付けました。
8月に鉢上げしたヘナ まだ緑が残るヘナの葉
家に帰って車を農機具小屋に入れようと、木製の大きな引戸をいつものように横にスライドさせました。すると、何かが引っかかりました。何が引っかかったのか調べても分からず、さらに強い力で引戸を横にスライドさせました。すると、引戸がレールから外れて手前に落ちるように倒れてしまいました。
びっくりして倒れた引戸を見ると、なんと縦木と横木を結び付けていた釘が錆びて外れていました。いったん引戸を床に置いては外れた縦木と横木を組み直しました。そして、レールの上に元通り掛け直しました。
レールに掛け直した引戸をネジで止めて修理
この農機具小屋は元々は岩国市由宇の造船所の建物を移築したものです。その時に引戸を取り付けたようです。私が小学生の時の移築なので、もう60年は経っているはずです。
引戸を作ったときに使った釘はどれも錆びてボロボロになっていました。数年内にもう片方の引戸も壊れるかも知れません。この農機具小屋も高齢者になったようです。
壊れて落ちた左の引戸 縦木と横木が外れる 縦木と横木を組み直す
11月下旬に近所に住む子供達に種まきしてもらった麦畑、久しぶり行ってみると無事に芽が出ていました。種まき時期が遅かったので分げつが少なくなります。その対策として多めに種をまいておきました。そのたくさんの種が発芽していました。
小麦同士が混みあっているため、肥料分を奪いまいます。そのままだとひ弱に育ちます。近日中に肥料を散布しておこうと思います。
朝日に照らされて、小麦の幼葉が綺麗
発芽した小麦の畝をよく観察すると、発芽が思わしくない箇所が散見されました。どうもカラスや鳩に種を食べられたようです。足で地面をひっかいた跡がありました。
今後は小麦がよく育つように定期的に麦踏みに来ようと思います。種まきした子供達にも麦踏みにきてもらおうと思います。麦踏しないと霜柱などによって麦の根が浮き上がってしまい枯れてしまうことがあります。
うっすらと麦の芽 害鳥に食害された箇所 たくさんの麦の芽
急に冬らしい季節になりました。2~3日前から、霜が降りたためかサツマイモや里芋の葉が萎れるようになりました。今朝。やたら寒いので外に出ると庭や畑が一面に白くなっていました。霜が降りたのです。
葉を白い霜が覆っており、霜固有の結晶が朝日に当たってキラキラと光っていました。白くなった葉を指で摘まむと、指の形に霜が溶けます。これから3月にかけての寒い冬の到来です。
草の葉にできた霜の結晶、朝日に当たってキラキラ光る
私が住む田布施町はここ10年雪がそれほど積もりません。私が子供の頃は毎年ひざ下まで積もることが珍しくありませんでした。通学時、長靴を履いて歩いたことを覚えています。
雪は積もらなくても凍結した坂道は危険です。用心に用心を重ねて、そろそろ車のタイヤをスタッドレスタイヤに変えようと思います。
葉全体に白く霜が降りる 凍っているのか、触ると硬い葉
一昨日収穫した最後の渋柿を干柿にしました。先月干柿にした渋柿は西条系の品種でした。今回のは西条系の品種ではなく大核無柿の品種です。晩生の柿なので12月収穫です。実は大きく丸く種が無い特長があります。
とにかく実が大きく丸いので、手で持つと滑り落ちそうです。右手で包丁を持ち左手で渋柿を持ちました。皮を剥いでいると柿が滑りやすく誤って包丁で左手を切りそうになりました。注意しながら何とか皮を剥きました。
最後に収穫した渋柿の皮を剥く
皮を剥いた渋柿、すぐに紐に吊るしました。傍には11月に吊るした渋柿がぶら下がっており、まさに今食べている最中の干柿です。干柿はだんだん縮んで小さくなります。食べている最中の干柿と、今回追加で吊るした柿は大きさが全然違います。食べられるようなるのは正月以降だと思います。
皮を剥いた渋柿 吊るす最中の渋柿 左は食べている最中の干柿
秋にクラフト小屋に設置した薪ストーブ、12月に入り寒くなったので初めて火入れをしました。上蓋を開けて次の順に燃えるものを入れました。藁、細い木切れ、太めの枝、そして太い木です。
上蓋を絞めて藁にライターで火を付けました。最初、煙が少し小屋内に洩れました。しかし、だんだん火が強くなって煙突が煙を吸い出すようになりました。今回は試しに薪を燃やしたので調理などしませんでした。
薪ストーブ前に座ると暖かくなりました。ゆらめく炎を見ていると、風呂焚きや焚火をよくしていた子供時代を思い出しました。
薪の燃え具体を見るため手前の上蓋を外す
我家の周りにはたくさんの木が生えています。つまり、薪は無尽蔵にあります。ただ、その木を伐採して,乾燥して,運んで,ノコギリで輪切りにして,斧で小さく割ります。つまり、薪にするまでのたくさんの作業があるのです。薪ストーブを使うためには、たくさんの薪を用意しなければなりません。なかなか手間がかかる作業があるのです。
最初に藁を詰める 薪が燃え始める 煙突から出る煙
薪ストーブは燃やし過ぎるとストーブ自身を傷めます。そのため、決まった温度内で燃えるように調節して温度をキープします。その温度変化を見るため煙突に温度計を取り付けました。そして、温度計の針が上がり過ぎないようにしました。温度が上がり過ぎた場合は、空気取り入れ口を絞めます。すると、燃え過ぎないように炎が小さくなるのです。次からはこの薪ストーブで調理してみたいものです。
薪ストーブ前に座り暖まる 煙突に取り付けた温度計
元々あった渋柿は10月に実がみのるため、干柿にする時に腐らないように細心の注意をしなければなりません。しかし、温暖化のためでしょうか、アルコール度の高いお酒を使わないと確実に腐るようになりました。
そのため、4年前に11月中旬以降に実る品種の苗木を植樹しました。ようやく収穫できるように育ちました。なんと12月になって実りました。しかも、大粒で丸い渋柿です。
ほとんどの葉が落葉して実だけがぶら下がる渋柿を収穫
渋いためか鳥や獣の被害には合っていませんでした。1個だけ鳥が突いた跡がある実がありました。太い枝にぶら下がっていたため、剪定バサミで切ろうとしても容易に切れません。枝に傷をつけて折るようにして収穫しました。収穫した実は後日皮を剥いて干そうと思います。大きい実だけに美味しい干柿になるか少し心配です。
落葉した渋柿の枝 とても大きな渋柿 収穫しては籠に入れる
モミジの紅葉は最盛期を過ぎ落葉が始まりました。一方で紅葉が綺麗なはずのアメリカフウが赤くなりません。黄色のまま落葉が始まりました。黄色になったり赤くなったりする原因はなんでしょうか。寒さがゆっくりだと紅葉が赤や黄色と変色するのでしょうか。少なくとも今年は綺麗な赤色に染まっていません。去年は11月中旬に綺麗な赤みに染まりました。赤く染まらないのが不思議です。ちなみにこのアメリカフウは10年前に植樹しました。
12月になってようやく紅葉するも、すぐに落葉
紅葉の盛りは毎年11月中旬でした。しかし、今年は11月下旬からの紅葉でした。何故遅れたのかは分かりません。通説のように温暖化で秋が遅いからなのでしょうか。しかも、綺麗な色に染まらず少し汚いように思います。来年は綺麗に紅葉して欲しいものです。
アメリカフウを下から見上げて 汚く紅葉した葉
10月に種まきした秋冬野菜の草取りをしました。種まきから1ヶ月以上過ぎて、少しずつその葉を収穫して食べ始めています。ですが、それらの野菜の根元をよく見ると雑草がだいぶ繁茂しています。野菜の成長の阻害をするそれらの雑草を手で抜くなどして取り除きました。これでしばらくは雑草は生えないでしょう。
10月末に種まきした秋冬野菜の雑草を取り除く
草取りをした野菜は、小松菜,チンゲンサイ,そして京菜です。ちなみに大根葉は成長が早いのでその根元には草が生えていませんでした。そのため除草する必要がありませんでした。今後は、ネギ類やニンニクなどの草取りをしようと思います。
食べられる小松菜 育ったチンゲンサイ まだ小さい京菜
最近の温暖化なのか紅葉が遅れています。この12月に入って我家のモミジがようやく真っ赤や黄色に紅葉し始めました。我家のモミジは西向きですので、西日に当たると輝いてみえます。
道を見ると落葉が少しずつ堆積しています。この紅葉の様子では数日後に落葉した葉で道が覆いつくされそうです。モミジではないのですが、まだ枝に残っている渋柿があります。まだ青味が残っているため収穫は一週間後頃になりそうです。
我家のモミジ、西向きのため西日に当たって紅葉が映える
紅葉をよく見ると、真っ赤な葉があると思えば、黄色の葉があります。同じモミジなのに赤くなったり黄色になったりする原因は何でしょうか。面白い事にまだ緑のモミジもあるのです。今後、後を追うように紅葉するのでしょうか。
赤く紅葉したモミジ 黄色のモミジ まだ緑のモミジ
先月上旬、仕事から帰ると倒れたままの婆様を発見し抱え起こしました。次の朝、転倒して動けない婆様をまた発見。痛がるので救急車で病院に搬送してもらいました。
約30日後の今日、病院を退院したと同時に老健( 介護老人保健施設)に入苑しました。病院入院後、病院退院後に備えて施設を探しました。そして、直接私が苑に行って申し込みの手続きをしました。その後、たまたま空いたようで退院に間に合いました。
病院のスタッフさん達とお別れの挨拶
婆様は、施設に入るならば生まれ故郷の近くで海が見える所がいいと言っていました。偶然にも願いが叶い、海が見えてしかも故郷に建つ老健に入ることができました。老健への申し込み,支払い,洗濯,必要品の搬入など、ほとんど私一人が手続したので疲れまくりました。
今後は私一人の静かな生活が始まりそうです。猫でも飼おうかな。
退院した病院 介護タクシーで移動 海が見える老健
数日がかりでドラム缶用煮沸炉の移設を完了しました。移設した場所は、つい先月までニラなどを栽培していた畑でした。そのため、地面が柔らかくレンガやブロックを置くと傾いてしまいました。そのため、スコップやクワを使って平らにしてさらに叩いて固めました。最初に炉の底を作り、次にその周りにブロックや耐火レンガを次々に積みました。
ドラム缶用煮沸炉の移設が終わり、最後に蓋の開閉を確認
耐火レンガやブロックを積むのですが、通常ならばセメントを使って硬く締めます。しかし、再び移設することがあるかも知れないためセメントは使いませんでした。かと言って倒れたり崩れると困ります。その対策として鉄筋を数本ブロックの間に打ち込みました。金槌を使って強く打ちこみました。
残りのブロックを運ぶ ドラム缶を載せる ドラム缶周辺にブロック
途中でドラム缶を置きました。水や枝などを挿入したり取り出す蓋を上にして置きました。ドラム缶を置くと、次にその周りを囲むようにブロックや耐火レンガを積みました。ブロックで囲むと炎が逃げない効果があります。そんなこんなでやっとドラム缶の移設を終わります。数日後には実際に水を煮てみようと思っています。
ブロックが倒れないように鉄筋を打つ ドラム缶上部の蓋がスムーズに開閉