すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

「待っているよ」シュミレーション

2010年02月18日 | 教育ノート
 保育園児の一日入学がある。
 昨年まで務めていた学校では挨拶はなかったのだが、今回はあるという。
 入学式ならばそれなりの話の形はあるが、これはなかなか難しい。中途半端な時期とも言えるし、何を話せばいいか。

 …つまり「待っているよ」ということだな。時間は3分かな。
 プランを考えた。あくまでも机上である。

 大きなカレンダーを巻き込んだ形で持っていく。

『これ何だかわかるかな?』

 少しずつ広げていく…2月の2が見えると、「カレンダー」と言う子がいるのではないか。
 以下、子どもが反応してくれると期待しての働きかけを記す。

『へええ、よく知っているねえ。みんなで言ってみよう。カレンダー!はい!』

『今日は何日?』

『このカレンダーの、どこにあるのかなあ?』

『そう、よくわかったねえ。そして明日は19日、あさっては20日と続いていくんだね・・・・2月から3月になりました。』

(大きめのカレンダーをつなげてある。ポイントの日には何か印をつけておいて目立たせるといい。)

『3月3日はひなまつりだね。・・・・・ずっといくと、ここが27日。みんなが保育園とさよならする日だね。ちょっとさみしいねえ・・・そして、いよいよ4月だ。1,2,3,4,・・・7。そう、4月7日、三輪小学校の入学式の日です。ほら、ぴかぴかに光っています。みんなはその日からピカピカの一年生です。一緒にいってみよう。いい、「4月7日、入学式」はい。』

『みんながこの学校に入ってくるのがとても待ち遠しいです。今日は、やさしいお兄さんやお姉さんがいろいろと教えてくれたり、一緒に遊んでくれたりします。楽しい時間にしてください。』
 
 一年生が一緒に見ているかあ。それをどうするか、うまく使えるともっと楽しいはず。
 そのあたりは本番の微調整ですか。