すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

さあ、教育書を読もう

2010年08月24日 | 雑記帳
 実質的な夏休みは15日で終わり、先週は連日出勤した。
 今週も全て勤務ではあるが、まだ子どもたちが登校していないので気分的にはゆとりがある。
 二学期開始は明後日から。そろそろ教育モードに入らねば…。
 こういう時は教育書を読むに限る。

 そういえば、休み中の研修会に招いた講師のお一人は「教育書は読まない」と宣言?していたが、教育書というジャンルはどこまでなのか、考えてみると結構難しいのかもしれない。

 担任をしている頃ならば、やはり実践に結びつくものを求めがちだった。そこに書かれていることを使ったり、真似したり、アレンジしたりすることで得ることは多かったはずだ。
 徐々にそうした類のものではなく、教育論や仕事術的な内容にも手を出してきたように思う。
 ただ、教育技術的な内容にも依然として興味があり、それは今継続的に授業をしていない自分にとって、ある意味の支えになったり、視点になったりすることがある。

 本から得られるものには限界があるが、広がりや深まりを求めるためのきっかけにはなるはずだ。最近でいうと「学び合い」はやはり、それがスタートだった。

 などと言いながら、ここひと月ほどの読書記録を振り返ってみたら、な、なんと読み終えた本の中に教育書と呼べるものは一つもないじゃありませんか。
 『イッセー尾形とステキな先生たち』というDVD付きの脚本集はあるにはあるが、教育書と呼ぶにはちょいと恥ずかしい。
 弘前の講座で買ってきた野口先生の本もまだ読みかけだし、いやいやこれは、と何故か慌て始める自分。

 さあ、教育書を読もう。

 少なくても4冊ほどは「積ん読」状態になって書棚で寝ている。
 と、最初に取り出したのは『悲鳴をあげる学校』(小野田正利著 旬報社)。 

 二学期スタートを控え、まずはこんなふうにしたくない、なりたくないなあという後ろ向きの読書になるのかな。