すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

読んだ本,読む本

2012年03月18日 | 読書
 久しぶりに,ホームページの更新をした。
 といっても続けている「読書記録」を書き加えただけである。

 http://homepage3.nifty.com/spring21/hondana.html

 校内報などもPDFでと考えいくらか準備をしているが,まだ取り掛かれない。

 さて,今年の読書は現在25冊。ペースとしてはまずまずながら,相変わらず節操がない。仕事上,もうちょっと教育関係を思うのだがだんだんと離れていく一方である。(数えてみるとかろうじて4冊か)。

 別に読書は強制されるものではないから,気の趣くままでいいはずとは思いながら,職業人?としてはある程度の仕入れが必要であり,その一つとして,まとまった書籍と向き合ってみることは大切だろう。

 実は,もう既に買い求めていながら,頁を開けない本が5冊ある。
 書棚からじっと私の後姿を見ている気がする。

 『関大初等部式 思考力育成法』
 『恋する原発』
 『視写の教育 <からだ>に読み書きさせる』
 『人生の作法』
 『「しがらみ」を科学する』


 このラインアップで締めれば,来年度のいい準備になりそうだ。

 これから10日は本屋に立ち寄らないことを一つの心がけにしよう。
 できるのかなあ。


 さて,最近読んだ2冊の一言コメント。

 『最強の人生時間術』(斎藤孝 祥伝社新書)

 たまに読みたくなる齋藤節。歯切れが相変わらずいい。
 言うなれば,齋藤版の「坂の上の坂」の過ごし方かなと思った。
 本当の意味での人生の効率とは,と考えさせられる。


 『それはまだヒミツ』(今江祥智編 新潮文庫)

 著名な14人の作家たちによる「童話」集。
 まあ童話と言っても実質は少年少女が主人公の短編小説集といえるだろう。
 中味は,実に面白い。
 今さらながらに,こういう類のメッセージは「自分は大丈夫だよ」ってことだなと強く思えた。