前任校のときには『声日記』と名づけた校内報を不定期に出していた。
今年度は、まだ心の準備中(笑)であり、スタートできていない。
もし4月に出せたとすれば、「子どもの声」として入れただろうなあと思うことを、二つ書き留めておきたい。
【その1】
月半ばの日曜の朝、PTA主催による廃品回収があった。
空き瓶や古紙を収集するのだが、業者の方がダンボール専用の車を持ってきていた。
ダンボールを巻き込んで押し込んでいく装置があり、そうやって詰めていくと2.5トンぐらい入るのだと聞いた。
ぐるぐる回る機械の動きがダイナミックで面白いのか、子どもたちが興味深そうに近寄りながら「おおうっ」とか「かっこいい」とか言っている。
その場にいた2年生のZ君
「すげえ、リサイクルマシーンだ!」
トラックのボディに「リサイクル」という名前がついているのを見て、言ったのだろうか。
そして、次の一言が奮っていた。
「オレもリサイクルされてえぇ」
今から不用品になってどうする。
【その2】
ランチルームでの給食も3年ぶりである。
今月は6年生のテーブルが割り当てられ、一緒に食べている。
最初の10分は食べることに集中ということで原則会話禁止なのだが、終わるとやはり子どもらしく談笑が始まる。
ある日のこと。一人の女の子が隣の子に話しかける。
「ねえねえ、知ってた。昔は土曜も学校があったんだよ」
「ええ、ほんと?」
「うん、お母さん、言ってた」
「へええ、きついねえ」
こちらの顔を見るので、思わず答える。
「そう、昔は土曜日もお昼まで学校だったのじゃ。それから月に1回土曜が休みになってのう、その後に2回に増え…」
なんで、おじいさん口調になる。
20世紀も遠くなりけり。
今年度は、まだ心の準備中(笑)であり、スタートできていない。
もし4月に出せたとすれば、「子どもの声」として入れただろうなあと思うことを、二つ書き留めておきたい。
【その1】
月半ばの日曜の朝、PTA主催による廃品回収があった。
空き瓶や古紙を収集するのだが、業者の方がダンボール専用の車を持ってきていた。
ダンボールを巻き込んで押し込んでいく装置があり、そうやって詰めていくと2.5トンぐらい入るのだと聞いた。
ぐるぐる回る機械の動きがダイナミックで面白いのか、子どもたちが興味深そうに近寄りながら「おおうっ」とか「かっこいい」とか言っている。
その場にいた2年生のZ君
「すげえ、リサイクルマシーンだ!」
トラックのボディに「リサイクル」という名前がついているのを見て、言ったのだろうか。
そして、次の一言が奮っていた。
「オレもリサイクルされてえぇ」
今から不用品になってどうする。
【その2】
ランチルームでの給食も3年ぶりである。
今月は6年生のテーブルが割り当てられ、一緒に食べている。
最初の10分は食べることに集中ということで原則会話禁止なのだが、終わるとやはり子どもらしく談笑が始まる。
ある日のこと。一人の女の子が隣の子に話しかける。
「ねえねえ、知ってた。昔は土曜も学校があったんだよ」
「ええ、ほんと?」
「うん、お母さん、言ってた」
「へええ、きついねえ」
こちらの顔を見るので、思わず答える。
「そう、昔は土曜日もお昼まで学校だったのじゃ。それから月に1回土曜が休みになってのう、その後に2回に増え…」
なんで、おじいさん口調になる。
20世紀も遠くなりけり。