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桜と絵本と豆乳と

振り返れば、脚本家

2012年05月22日 | 雑記帳
 勢いや流行ってことなのか,定かではないけれど,やはり「好み」というのはあるものだなあ。(これは何か変な文章だ)。

 毎週続けてみるドラマが1,2本あるのだが,今クール4月からのドラマに『リーガル・ハイ』というややコメディタッチの弁護士ドラマがある。主演の堺雅人がちょっと合わないかなあと最初思っていのだが,テンポのいい展開,堺の滑舌のいいセリフが,なんとなくしっくりくるようになった。

 NHKの土曜に『外事警察』という,渡部篤郎主演のテロ対策専門の刑事ドラマが始まった。シリーズものらしいが,その初回もなかなか面白かった。渡部の演技は相変わらずだか,そのしたたかさの描き方が秀逸だった。

 『相棒』シリーズの再放送がやっていて,たまたま見ていたシリーズ7の岸恵子がゲストで招かれた回が実によく練られていた。心理の描き方がなかなかで,『相棒』の1時間ものはいつもちょっと物足りなさを感じていたので,珍しく見ごたえのあるストーリーだと思った。

 これらの脚本を書いたのが,古沢良太。
 今まで気に留めたことはなかったが,一気に注目度が自分の中でアップした。

 調べたらあの映画『Always 三丁目の夕日』も書いているではないか。
 しかし,それ以上に,おっこの映画もか,と思ったのは『キサラギ』である。世間ではB級の評価なのかもしれないが,私にとっては実に印象深い作品だ。

 きっとどんでん返し的な要素,伏線の描き方が上手なのだろう。
 古沢良太,ちょっと追いかけてみたい。