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2012年05月18日 | 雑記帳
 今週は月曜が振替で火曜日から4日の勤務なのだが,今日まで午後からの対外的な会議になんと6回出席した。
 定期的に持たれた例会もあるし,時期的に「総会」もまだ残っているので,集中する期間となったのだろう。

 先月「会う,贅沢」というようなことを書いたが,
 http://blog.goo.ne.jp/spring25-4/e/fda50a52a32549434a6e66269d5e49ea
 やはりなかには形式的過ぎるというか,形骸化しているというか,少し惜しい時間だなと感じてしまうこともある。
 

 確かに,何かを変えることはエネルギーのいることだし,同じことを続けていく価値も否定はしないが,「ちょっと変えてみる」とか「こんな要素を取り入れている」といったことで,会をメンテナンスしていくことも必要ではないかなと,これはいつも思っていることだ。

 さて,会議はふつう英語では「meeting」だろうが,もう一つ「conference」という言い方もある。医者が出てくるドラマなどでも使われていることを思い出した。meetingと比較すると,専門的な問題の協議を行う集まりに用いるとある。なるほどね。
 教員の場合は,どちらがふさわしいのかな,と思ったりもする。

 conferenceは「con」は「共に」,「fer」は「持ちよる」,そして「ence」は「こと」である。
 会議がそもそも「共に持ちよること」という意味であるのは,当然なのだが,なかなかそうならない実態がある。

 すべてが予定調和に向かっていき,それをスムーズといったり,スピードディーと誉めたりすることは,どこか違うんじゃないかという気がする。

 せめて「持ちよったことを出す場」は必要だ。そのための工夫に不断に力を注ぐこと,それは授業づくりにも言えるのではないか。そんなふうに思う。