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「あまりだべ」にひとまず感謝

2021年12月23日 | 雑記帳
 平凡な毎日の幸せとは、振り返ってから感じるものだろう。そうはいっても日常には多少の刺激(種類は様々なれど)が必要で、その意味で「あまりだべ」(あんまりだなあ)と言いたくなる出来事があれば、平常の安穏さがよけいに沁みてくる。そう考えることにしてここに挙げた数日の雑事にひとまず感謝したい。



 今年ばかりではないので慣れっことは言えるが、ハタハタの不漁である。もちろんほんの数匹賞味はした。しかし、あまりの値段の高さに味を「満喫」できない。箱買いした時代と比較するわけではない。ただ一匹数百円では、ブリコの粘り気と一緒に口へ呑みこむ勢いが正直止まってしまう。温暖化を呪うしかないか。


 22日放送の朝ドラ「カムカムエブリィバディ」。観ている途中からこれはないだろっ、えっおかしい、と突っ込みどころ満載の内容だった。毎度とはいえ「ネットも騒然」となるのは当たり前だ。距離感や時間間隔に疑問を持ってしまう展開に、熱心に見ていた視聴者が興味を失うのではないか。俳優の演技だけに期待。


 「布マスク」問題。長期間振り回されることを予想できた人もいたはずだが、綿密に隠されていたのか。様々な視点から発言がなされているし、それを聞くと政治の硬直化だけでなく社会構造の閉塞感まで通じ、どこか空しい。責任をとる者はいないのか。「マスクをしているので口を開けません」とオチでもつけるか。