今年の選択式試験ですが、全体的な難易度でみれば、例年並みでした。
ですので、合格ラインは昨年とほぼ同じラインではないでしょうか
昨年は「総得点27点以上、かつ、各科目3点以上」です。
科目別の救済が行われるかどうか、これは発表を待たないと
なんともいえないんですが・・・
問題を解いてみた感じでは、
労働基準法はかなり難しい問題でした。
ですので、基本的な問題であった労働安全衛生法で点を取れていないと、
厳しい状況になってしまう・・・そんな受験生が相当いるのでは?
そうなると、基準点が2点となる可能性もありますね
ちなみに、労働安全衛生法の問題は
労働安全衛生法においては、機械等の労働災害防止に関して、「機械、
器具その他の設備を( D )し、製造し、若しくは輸入する者は、
これらの物の( D )、製造、輸入又は建設に際して、これらの物が
使用されることによる労働災害の発生の防止( E )なければなら
ない」旨の規定が置かれている。
という問題で、解答は
D (9)設計
E (11)に資するように努め
でした。
この規定(法3条2項)は、平成12年の択一式で出題されているので、
当然、押さえておくべき規定ですし、さらに安衛法3条のうち、1項は
平成11年の記述に、3項は平成14年の択一式に出題されているわけ
ですから、重要条文なんですよね。
その他、基準点については、
労働に関する一般常識と厚生年金保険、この2科目も、もしかしたら
2点となる可能性のある難易度でしたね。
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