受験生雑感 【彼女はデリケート~She is so delicate.~】 vol.7
こんにちは、ぶうこですw(*^(oo)^*)w
調和を愛する天秤座、アラフォー未婚にして求職中、受験歴2回。
コラムのタイトルは、佐野元春の往年のヒット曲から拝借しました。
不定期にて、受験生のデリケートな日々、雑感を綴らせていただきます。
☆☆======================================================☆☆
最近ちょくちょく、ブック・オフに本を売りに行っている。
お小遣い稼ぎのつもりなのだが、店内で買取り価格の計算を待っている間に
欲しい本をみつけて、売れたお金でまた違う本を買ってしまうこともある。
ところで今日は、児童書コーナーで「アンネの日記」をみつけた。
「アンネの日記」といえば、第二次世界大戦下のドイツで、
ナチスから逃れるため、隠れ家生活を送ったユダヤ人少女の日記。
アンネは、父親からもらった日記帳に「キティ」という名前を付けて、
親友に語りかけるように日記を綴ったのだけれど…。
はい、わたしもそれやってました~!!(爆)
キャシーだかナンシーだか、自分の日記にも外人の名前を付けて、
「親愛なるキティ」的な書き出しで、大真面目に日記を書いていた。
今思えば鼻から土石流、顔から火が噴き出るほどイタイ。
にもかかわらず、わたしは自慢げにその秘密を友達に教えたのだった。
その友達は、「わたしもやろうかな」と目を輝かせ、その日のうちに
地味な花柄の縦書きの日記帳を買って来た。
そして「わたしは日本人がいい」と言って、日記帳に「せいこ」という
名前を付けた(当時、松田聖子が大人気だった)までは良いとして、
その名前の漢字が「精子」だったことが、今となってはイタすぎる…。
「精一杯」という言葉が大好きだった堅物の彼女。
今は小学校教師になっているが、うっかり「精子」と名付けてしまった
日記のことを、はたして覚えているだろうか。
ちなみに彼女とは、中学時代ずっと交換日記をしていた。
テニス部だったわたしたちの日記は、「この一球は絶対無二の一球なり。
されば心身を込めて一打すべし!」なんていう、漫画「エースをねらえ!」
に出てくる闘魂フレーズがたびたび登場し、ヤケドするほど熱かった。
卒業をして、10冊以上になったノートを2人で分けることになった時、
「全てのノートに思い出が詰まっていて、どれって選べないよ~」
という彼女の熱い言葉から、全てのノートを真っ二つに切り分けるという、
またもや奇妙なことをやってのけた(最後までイタかったわたしたち)。
結果、1冊としてまともに読めない上半分あるいは下半分のノートを何冊も、
おたがいが所有することになったのだった。
***
資格とは何か。
「ある行為を行うことを、権限者から許された地位」
「一定のことを行うために必要とされる条件や能力」
ネットで検索したら、そんな風に出てきた。
数年前、あることをきっかけに病院で働こうと思った。
そこで、張り切って医療事務の講座に通い、資格をとったものの、
いざ仕事を探そうとしたら、簡単には見つからなかった。
どの医療機関も、求めているのは「医療事務経験者」であって、
資格を持っているだけの素人はいらないのだった。
それに気付いた時、講座を開いている学校にだまされたような気がした。
結局わたしは派遣会社に登録して、病院で働くことは出来たのだが、
配属は総務で、医療事務とは関係なかった。
その後、正職員となり、重要な仕事を任せてもらえるようになったものの、
依然としてレセプト請求事務を行うことはなく、医療事務の知識は薄れた。
他にも、今さら履歴書に書けない「さびついた」資格がいくつかある。
資格はとった時からが本当のスタートだとか、資格を「死格」にしてはならない
とか、そんな言葉はよく聞くけれど。
社労士受験生の中には、社労士試験までに、簿記やFP、年金アドバイザー
などの資格をとられるパワフルな方もいる。
自分にとって資格とはいったい何か、すごく考える。
現実的なことも、概念的なことも。
なぜ、社労士を目指すのか。
資格取得後、どのように活かして行くのか。
合格発表が過ぎれば、あとは突き進むだけ。
今この時期に、自分の心を再確認してみるのも良いのではないかと思う。
(記:10月23日)
こんにちは、ぶうこですw(*^(oo)^*)w
調和を愛する天秤座、アラフォー未婚にして求職中、受験歴2回。
コラムのタイトルは、佐野元春の往年のヒット曲から拝借しました。
不定期にて、受験生のデリケートな日々、雑感を綴らせていただきます。
☆☆======================================================☆☆
最近ちょくちょく、ブック・オフに本を売りに行っている。
お小遣い稼ぎのつもりなのだが、店内で買取り価格の計算を待っている間に
欲しい本をみつけて、売れたお金でまた違う本を買ってしまうこともある。
ところで今日は、児童書コーナーで「アンネの日記」をみつけた。
「アンネの日記」といえば、第二次世界大戦下のドイツで、
ナチスから逃れるため、隠れ家生活を送ったユダヤ人少女の日記。
アンネは、父親からもらった日記帳に「キティ」という名前を付けて、
親友に語りかけるように日記を綴ったのだけれど…。
はい、わたしもそれやってました~!!(爆)
キャシーだかナンシーだか、自分の日記にも外人の名前を付けて、
「親愛なるキティ」的な書き出しで、大真面目に日記を書いていた。
今思えば鼻から土石流、顔から火が噴き出るほどイタイ。
にもかかわらず、わたしは自慢げにその秘密を友達に教えたのだった。
その友達は、「わたしもやろうかな」と目を輝かせ、その日のうちに
地味な花柄の縦書きの日記帳を買って来た。
そして「わたしは日本人がいい」と言って、日記帳に「せいこ」という
名前を付けた(当時、松田聖子が大人気だった)までは良いとして、
その名前の漢字が「精子」だったことが、今となってはイタすぎる…。
「精一杯」という言葉が大好きだった堅物の彼女。
今は小学校教師になっているが、うっかり「精子」と名付けてしまった
日記のことを、はたして覚えているだろうか。
ちなみに彼女とは、中学時代ずっと交換日記をしていた。
テニス部だったわたしたちの日記は、「この一球は絶対無二の一球なり。
されば心身を込めて一打すべし!」なんていう、漫画「エースをねらえ!」
に出てくる闘魂フレーズがたびたび登場し、ヤケドするほど熱かった。
卒業をして、10冊以上になったノートを2人で分けることになった時、
「全てのノートに思い出が詰まっていて、どれって選べないよ~」
という彼女の熱い言葉から、全てのノートを真っ二つに切り分けるという、
またもや奇妙なことをやってのけた(最後までイタかったわたしたち)。
結果、1冊としてまともに読めない上半分あるいは下半分のノートを何冊も、
おたがいが所有することになったのだった。
***
資格とは何か。
「ある行為を行うことを、権限者から許された地位」
「一定のことを行うために必要とされる条件や能力」
ネットで検索したら、そんな風に出てきた。
数年前、あることをきっかけに病院で働こうと思った。
そこで、張り切って医療事務の講座に通い、資格をとったものの、
いざ仕事を探そうとしたら、簡単には見つからなかった。
どの医療機関も、求めているのは「医療事務経験者」であって、
資格を持っているだけの素人はいらないのだった。
それに気付いた時、講座を開いている学校にだまされたような気がした。
結局わたしは派遣会社に登録して、病院で働くことは出来たのだが、
配属は総務で、医療事務とは関係なかった。
その後、正職員となり、重要な仕事を任せてもらえるようになったものの、
依然としてレセプト請求事務を行うことはなく、医療事務の知識は薄れた。
他にも、今さら履歴書に書けない「さびついた」資格がいくつかある。
資格はとった時からが本当のスタートだとか、資格を「死格」にしてはならない
とか、そんな言葉はよく聞くけれど。
社労士受験生の中には、社労士試験までに、簿記やFP、年金アドバイザー
などの資格をとられるパワフルな方もいる。
自分にとって資格とはいったい何か、すごく考える。
現実的なことも、概念的なことも。
なぜ、社労士を目指すのか。
資格取得後、どのように活かして行くのか。
合格発表が過ぎれば、あとは突き進むだけ。
今この時期に、自分の心を再確認してみるのも良いのではないかと思う。
(記:10月23日)