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労働力調査(基本集計)平成30年平均(速報)結果<完全失業者>

2019-03-05 05:00:01 | 労働経済情報

完全失業者は、2018年平均で166万人と、前年に比べ24万人の減少(9年
連続の減少)となった。

男女別にみると、男性は99万人と13万人の減少、女性は67万人と11万人の
減少となった。


☆☆====================================================☆☆


失業関係については、「完全失業率」は、出題実績がかなりあるのですが、
単純に「完全失業者の数」を論点にする問題は、ほとんどありません。

問題文の中に「完全失業者の数」を挙げているものはありますが。

ですので、おおよその数と傾向さえ知っておけば、十分でしょう。


ただ、調査結果ではなく、「完全失業者数」という言葉が、

【 16-選択 】

政府は、雇用失業の現状を把握する重要な調査として、総務省統計局において、
標本調査により、全国の世帯とその構成員を対象に、毎月、( A )調査を
実施している。この調査に基づき労働力人口比率、( B )、( C )など
が発表されている。   
労働力人口比率は、( D )以上の人口に占める労働力人口の割合と定義され
百分比で表示されており、( B )は、労働力人口と就業者数との差である。
( C )は、労働力人口に占める( B )の割合と定義され、百分比で表示
されている。


というように出題されています。

この問題の答えは

 A:労働力       
 B:完全失業者数 
 C:完全失業率        
 D:15歳 

です。

ということで、
「完全失業者数」とは、「労働力人口と就業者数との差」であることは、
押さえておきましょう。


ちなみに、「完全失業者」の定義は、
1)仕事がなくて調査週間中に少しも仕事をしなかった(就業者ではない)
2)仕事があればすぐ就くことができる
3)調査週間中に、仕事を探す活動や事業を始める準備をしていた(過去の
 求職活動の結果を待っている場合を含む)
これら3つの条件を満たす者とされています。

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徴収法<労災>24-9-A

2019-03-05 05:00:00 | 今日の過去問
今日の過去問は「徴収法<労災>24-9-A」です。


【 問 題 】

日雇労働被保険者に係る印紙保険料の納付については、請負事業
の一括により元請負人が事業主とされる場合、当該元請負人が、
その使用する日雇労働被保険者及び下請負人が使用する日雇労働
被保険者に係る印紙保険料を納付しなければならない。
    
       
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



【 解 説 】

請負事業の一括は、労災保険の保険関係を一括するものであって、
雇用保険の保険関係は、元請負人に一括されません。
印紙保険料は、雇用保険の保険料ですから、請負事業の一括により
元請負人が事業主とされる場合であっても、下請負人が使用する
日雇労働被保険者に係る印紙保険料は、下請負人が納付します。


 誤り。  

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