私、このブログやりはじめたのは、個人的な記録と普段会わない人への電話がわりという目的でした。しかし、とりわけ、去年の政権交代以来、日本社会の異常さがますます露呈してきて、しかもその酷さが加速しているように思うので、つい言わずにおれなくなるのです。オカダ氏が代表のときに総選挙で惨敗したときのスローガンが、「日本をあきらめない」でした。この余りのセンスのなさにこの人の人なりが現れていますが、振り返れば、きっとこの人、あの時点で、小泉竹中の売国政策で、巨額の借金を作り、国民の富、郵便貯金をアメリカ国債という紙切れに替えてしまおうとしたのを見て、日本がもう滅亡への坂を転がり出していたのを実感していたのかも知れません。「日本をあきらめない」というのは、「日本はもうダメだ」という本音の裏返しでしょう。そして、いよいよ、ヤバくなってきて、現政権のやろうとしていることは、日本(一般日本国民)を救うことではなく、沈没する前に、一般国民の犠牲の上に自分たちだけでも助かる算段をしておこうということらしいです。
日本人はこれまでの高度成長期とその余韻で平和ボケしてしまい、国の年々の支出が歳入の二倍という異常状態がここ10年続き、急速な高齢化と少子化、経済の低迷、という未曾有の問題が山積みであっても、これまでの社会がなんとなく続いていってくれて、これまでのように自分の目の前のことだけ見ていれば何とかなるだろうと思っている人がいまだに多数のようです。私はそんな悠長なことを言える時代は過ぎたと思います。
少しずつ、人々はマスコミの洗脳から目覚め、自分の頭で考え、行動を始めました。例えば、先日の「検察 検審を糾弾するデモ」がどういう人々によって行われたのか、このデモに参加した人が一体、何を心配しているのか、それを理解できる人ならば、このデモを見て、自分には関係はないことだとは思えないと思います。デモに参加した人たちは、日本の民主主義が権力によって不正に曲げられ、日本が破滅に向けて急降下していっている現状を自分自身の問題と考えて、いてもたってもおれずに参加した普通の人々です。マスコミの洗脳報道に惑わされずに、物事を正しく判断できる人ならば、日本(の一般国民)の危機が単純なものでないことはわかるはずです。日本を食い物にして破滅を早めているのは、建前上、日本国民を守ってくれるはずの政府であり、その中枢は官僚組織だからです。あいにく、戦後、国民主権、民主主義と名前をかえても、官は民を搾取する存在であることに何の変化もありませんでした。むしろ、建前と本音の解離がひどくなって、いまだに日本を民主主義の法治国家だとカン違いしている人々が多数です。私は、残念ながらこのままだと、本当に日本はもう長くないかも知れないと思います。
そして、今のような政治不在がこれからも続けばどうなるでしょうか?いま国会でやっているのは「政治ごっこ」で、しかもとても程度のが低い悪い冗談にしか見えません。現内閣と政府の情けなさ。首相は保身しか頭にない小市民、過去の女性問題で悪徳弁護士に首根っこを掴まれて、既に眼が死んでいます。その悪徳弁護士が次に首相にしようと企んでいるマエハラ氏は、単純バカに加えアメリカ工作員ともいわれる危険人物。残念ながら、政権を握っている人間に国民のことを考えている人はいません。野党も野党で、予算委員会なのに、「小沢を出して説明させろ」とか言って、予算の成立を人質に政治取引することしか考えていないレベル。国会で一体何を説明させようとしているのか、言っている本人もわかっていないに違いありません。空きカンのせいで参院で過半数を割ってしまい、野党の言うがままの民主党は、オカダ幹事長が、予算の成立との引き換えに小沢氏を国会での魔女裁判の生け贄にしようと、右往左往。参院選勝利のために、小沢氏は鳩山氏を連れて幹事長を自ら辞めたというのに、むざむざ参院選で惨敗した上、これ幸いと小沢氏を謀略に嵌めて党と内閣の中枢から放逐した卑怯者のくせに、どのツラを下げて、「国会で野党に叩かれてもらえませんか」などと、ド厚かましい口が聞けるのか、あきれて言葉もありません。誰のおかげで政権交代できて仮にも与党の権力側にいることができたと思っているのでしょうか。そして党のことを思って身を引いたのに、その後のアホウどもがそろいもそろって無能をさらけ出したため、見るに見かねて代表選に出たところを、選挙不正までして蹴り出したくせに、国会運営に困ったら、今度は「犠牲になって、党を助けてください」とは、どこまで根性が卑しいのでしょうか、この連中は。この無能内閣、予算の中身は官僚に丸投げ、予算成立の建前だけ立てばよい、というのが丸見えです。(ところで、民主党代表選の疑惑について、民主党支持団体である「クリーンでオープンな民主党を支持する会」事務局が、党に代表選についての公開質問状を提出しましたが、党は「受け取っていない」とウソをつき、その後、受け取りを認めた後は「回答拒否」という態度に出たそうです。http://blog.livedoor.jp/syukenzaimin/ 「クリーン、クリーン」 と叫んでいた洗濯屋カンちゃんでしたが、この党執行部は汚れで真っ黒です)
事業仕分けとやらの大茶番もタイガイにして欲しい。去年の事業仕分けで、工事差し止めとなったはずの「八ッ場ダム」工事は、いまどうなっていますか?もちろん、粛々と進んでいます。事業仕分けなど、やったふりして、結局なにもやっていないのです。これだけの財政赤字の中でも、一般会計の何倍もの特別会計から、官僚と癒着した既得権者に、税金はどんどん横流しされています。金を横流しする口実としての公共事業なのですから、止めるはずがありません。結果、税金は不要な公共事業、ゼネコンなどを通じて一部の金持ちへ吸い上げられ、当然、足りなくなった金は、一般国民へのサービスを削り、税金を上げて一般国民から絞りとることでまかなおうとします。昔の生かさぬように殺さぬようにと百姓から年貢を絞りあげてきたと同じことを今もやっているのです。
小沢、鳩山民主党が子供手当などの国民の生活に税金を使おうとする政策を、バラマキで税金の無駄遣いだ、と批判する人がいますが、全く不要な公共事業などで、国民の知らない間に巨額な税金が、一部の利権に横流しされていることをと比べたら、バラマキでも国民にバラまかれるのだから、千倍もましです。この国の税金横流しのシステムを知れば、特別会計を見直し、ひも付き補助金を廃止して、税金の横流しスキームを排除し、国民の税金が本当に国民の生活のために使われなければならないと、普通の人ならだれでも思うでしょう。小沢民主党が総選挙の前に言った事を思い出してみて下さい。小沢氏は、「国民の税金を国民のために使う」というあたり前の主張をしたがために、でたらめの容疑で何度も国策捜査を入れられ、でっち上げの検審を使って政治生命を奪われようとしています。その小沢氏を排除したい今の有言ウソつき最低内閣は、我が身可愛さですっかり前言撤回、官僚のいうがまま。カネにクリーンな政治とか言って、企業献金の全面廃止を訴えていたはずなのに、こっそり、企業献金は受け取ることにしたそうです。そりゃ、政権与党ですから野党とは話にならない位の献金が集まるとソロバンをはじいたのでしょう。カネ欲しさに、主義主張もマニフェストもどんどん反故にするこの党執行部のどこがクリーンなのでしょう。真っ黒です。
小沢氏に関しては、マスコミの洗脳報道ですっかり、クロだと根拠もなく思い込んでいる人々もまだ大勢います。誇張ではなく、これはキリストを迫害したガリラア領主、ユダヤ祭司とその口車に乗ったユダヤの民を思い出させます。病める人を癒し、悩める人を導き、一般民衆のために働いたキリストはなぜ迫害され、十字架にかけられたのでしょうか。 日本の国民の生活を考え、国民のために国を正そうとする人間がなぜいつも危険にさらされ、暗殺されたり、失脚させられたりしてきたのでしょうか。同じ構図です。この喩えで言えば、さしずめ、カンさんはユダでしょう。ガリラア領主は官僚組織、ユダヤ司祭は悪徳弁護士、ユダヤの民はマスコミに洗脳された一般国民というところでしょうか。
このままいくとどうなるか。日本はアメリカの食い物にされてきましたが、経済の沈滞、高齢化と下り坂の日本は、破滅の坂を加速度をつけて転っていくでしょう。国の赤字財政、いつまでも赤字国債に頼るわけにはいきませんから、そのうち「円」が大増刷されるでしょう。(赤字国債を発行よりは、お札を刷る方がよいという話もありますが)そして、円の暴落に繋がっていくと思います。それは早ければ、数年以内ではないでしょうか。銀行などに高額預金している人や日本国債で運用している人はそろそろ気をつけた方がいいですね。私なら今の円高のうちに海外に移すか、金か銀にでも替えておくと思います。
また、日本がそのうちに戦争に巻き込まれる確率はかなりあると思います。いくら戦争放棄だ何のと言った所で憲法であろうが何であろうが、やぶられない法律はありません。現に官僚組織が権力を濫用する日本は法治国家とは言えません。非核三原則も表向きだけのウソだったが近年、明らかにもなりました。現に戦争で一儲けしたい連中がずっと機会を伺っているわけですし。もし、実際に、戦争になれば食料自給率40%、エネルギーも多くをオイルに頼る日本は、文字通り、喰い詰めます。政府が非常時に備蓄している穀物は一ヶ月もつかどうかぐらいしかありません。そしてその戦争は戦争のための戦争となると思います。外務大臣は、どうも、外交問題を戦争へと発展させたいようですし、ヘタをして、この危険人物が悪徳弁護士の思惑通り、首相にでもなったら、一気に破滅へまっしぐらになりかねません。
結局、日本経済が破綻しても、喰い詰めますし、戦争になっても喰い詰めます。このままだと、一般国民は、文字通りメシが喰えなくなる日が待っていると私は思っています。マエハラ氏、TPP参加に向けて、「日本のGDPにおける第1次産業の割合は1.5%だ。1.5%を守るために98.5%のかなりの部分が犠牲になっている」と言ったらしいです。第一次産業保護の重要性をとても理解しているとは思えないこの危険人物(能力は非常に低いくせにエゴと意志だけは強い)は、日本が無防備にTPPに参加してもっと食料自給率を下げ、一方で稚拙外交で戦争を誘導して、日本を本当に悲惨な状況にしたいようです。
だから、市民が行動し、この異常な国を少しでも建前通りのマトモな国に変え、本当の民主主義を何とか打ち立てていく必要があると思うのです。(ずっと、そう主張してきた人は誰だったか、思い出して下さい。)
日本政府は国民を組織や教育によって、自分の周囲のことにしか関心のないような人間へと仕立て上げてきました。大学院を出ても就職先がないのは、ポストを占領している教授のせいだ、と言ったり、指導教官にだまされた、とボヤいたり、自分の生活が苦しいのは上司や社長のせいだと考えたり、そういう思考パターンをとるように、国民は、誘導されてきました。本当に自分たちを搾取している連中は、眼につく当座の責任者を仕立て上げることによって、一般国民の不満を本当の対象からそらせてきました。
国民の税金を不法に吸い上げ、国民の生活を苦しくしてきた本当の責任者は誰でしょう?己の利益のために、無責任な大学院重点政策で高学歴プアを作り出した本当の責任者は誰で、そもそもなぜそんなことをしたのでしょうか?
自分の人生の不遇を、的はずれな眼に見える対象のせいにして片付けようとするのではなく、自分の人生の選択には自分が全責任を負わなければならないということに意識的であれば、本当の事が見えてくると思います。本当の敵を見誤ってはいけません。
日本人はこれまでの高度成長期とその余韻で平和ボケしてしまい、国の年々の支出が歳入の二倍という異常状態がここ10年続き、急速な高齢化と少子化、経済の低迷、という未曾有の問題が山積みであっても、これまでの社会がなんとなく続いていってくれて、これまでのように自分の目の前のことだけ見ていれば何とかなるだろうと思っている人がいまだに多数のようです。私はそんな悠長なことを言える時代は過ぎたと思います。
少しずつ、人々はマスコミの洗脳から目覚め、自分の頭で考え、行動を始めました。例えば、先日の「検察 検審を糾弾するデモ」がどういう人々によって行われたのか、このデモに参加した人が一体、何を心配しているのか、それを理解できる人ならば、このデモを見て、自分には関係はないことだとは思えないと思います。デモに参加した人たちは、日本の民主主義が権力によって不正に曲げられ、日本が破滅に向けて急降下していっている現状を自分自身の問題と考えて、いてもたってもおれずに参加した普通の人々です。マスコミの洗脳報道に惑わされずに、物事を正しく判断できる人ならば、日本(の一般国民)の危機が単純なものでないことはわかるはずです。日本を食い物にして破滅を早めているのは、建前上、日本国民を守ってくれるはずの政府であり、その中枢は官僚組織だからです。あいにく、戦後、国民主権、民主主義と名前をかえても、官は民を搾取する存在であることに何の変化もありませんでした。むしろ、建前と本音の解離がひどくなって、いまだに日本を民主主義の法治国家だとカン違いしている人々が多数です。私は、残念ながらこのままだと、本当に日本はもう長くないかも知れないと思います。
そして、今のような政治不在がこれからも続けばどうなるでしょうか?いま国会でやっているのは「政治ごっこ」で、しかもとても程度のが低い悪い冗談にしか見えません。現内閣と政府の情けなさ。首相は保身しか頭にない小市民、過去の女性問題で悪徳弁護士に首根っこを掴まれて、既に眼が死んでいます。その悪徳弁護士が次に首相にしようと企んでいるマエハラ氏は、単純バカに加えアメリカ工作員ともいわれる危険人物。残念ながら、政権を握っている人間に国民のことを考えている人はいません。野党も野党で、予算委員会なのに、「小沢を出して説明させろ」とか言って、予算の成立を人質に政治取引することしか考えていないレベル。国会で一体何を説明させようとしているのか、言っている本人もわかっていないに違いありません。空きカンのせいで参院で過半数を割ってしまい、野党の言うがままの民主党は、オカダ幹事長が、予算の成立との引き換えに小沢氏を国会での魔女裁判の生け贄にしようと、右往左往。参院選勝利のために、小沢氏は鳩山氏を連れて幹事長を自ら辞めたというのに、むざむざ参院選で惨敗した上、これ幸いと小沢氏を謀略に嵌めて党と内閣の中枢から放逐した卑怯者のくせに、どのツラを下げて、「国会で野党に叩かれてもらえませんか」などと、ド厚かましい口が聞けるのか、あきれて言葉もありません。誰のおかげで政権交代できて仮にも与党の権力側にいることができたと思っているのでしょうか。そして党のことを思って身を引いたのに、その後のアホウどもがそろいもそろって無能をさらけ出したため、見るに見かねて代表選に出たところを、選挙不正までして蹴り出したくせに、国会運営に困ったら、今度は「犠牲になって、党を助けてください」とは、どこまで根性が卑しいのでしょうか、この連中は。この無能内閣、予算の中身は官僚に丸投げ、予算成立の建前だけ立てばよい、というのが丸見えです。(ところで、民主党代表選の疑惑について、民主党支持団体である「クリーンでオープンな民主党を支持する会」事務局が、党に代表選についての公開質問状を提出しましたが、党は「受け取っていない」とウソをつき、その後、受け取りを認めた後は「回答拒否」という態度に出たそうです。http://blog.livedoor.jp/syukenzaimin/ 「クリーン、クリーン」 と叫んでいた洗濯屋カンちゃんでしたが、この党執行部は汚れで真っ黒です)
事業仕分けとやらの大茶番もタイガイにして欲しい。去年の事業仕分けで、工事差し止めとなったはずの「八ッ場ダム」工事は、いまどうなっていますか?もちろん、粛々と進んでいます。事業仕分けなど、やったふりして、結局なにもやっていないのです。これだけの財政赤字の中でも、一般会計の何倍もの特別会計から、官僚と癒着した既得権者に、税金はどんどん横流しされています。金を横流しする口実としての公共事業なのですから、止めるはずがありません。結果、税金は不要な公共事業、ゼネコンなどを通じて一部の金持ちへ吸い上げられ、当然、足りなくなった金は、一般国民へのサービスを削り、税金を上げて一般国民から絞りとることでまかなおうとします。昔の生かさぬように殺さぬようにと百姓から年貢を絞りあげてきたと同じことを今もやっているのです。
小沢、鳩山民主党が子供手当などの国民の生活に税金を使おうとする政策を、バラマキで税金の無駄遣いだ、と批判する人がいますが、全く不要な公共事業などで、国民の知らない間に巨額な税金が、一部の利権に横流しされていることをと比べたら、バラマキでも国民にバラまかれるのだから、千倍もましです。この国の税金横流しのシステムを知れば、特別会計を見直し、ひも付き補助金を廃止して、税金の横流しスキームを排除し、国民の税金が本当に国民の生活のために使われなければならないと、普通の人ならだれでも思うでしょう。小沢民主党が総選挙の前に言った事を思い出してみて下さい。小沢氏は、「国民の税金を国民のために使う」というあたり前の主張をしたがために、でたらめの容疑で何度も国策捜査を入れられ、でっち上げの検審を使って政治生命を奪われようとしています。その小沢氏を排除したい今の有言ウソつき最低内閣は、我が身可愛さですっかり前言撤回、官僚のいうがまま。カネにクリーンな政治とか言って、企業献金の全面廃止を訴えていたはずなのに、こっそり、企業献金は受け取ることにしたそうです。そりゃ、政権与党ですから野党とは話にならない位の献金が集まるとソロバンをはじいたのでしょう。カネ欲しさに、主義主張もマニフェストもどんどん反故にするこの党執行部のどこがクリーンなのでしょう。真っ黒です。
小沢氏に関しては、マスコミの洗脳報道ですっかり、クロだと根拠もなく思い込んでいる人々もまだ大勢います。誇張ではなく、これはキリストを迫害したガリラア領主、ユダヤ祭司とその口車に乗ったユダヤの民を思い出させます。病める人を癒し、悩める人を導き、一般民衆のために働いたキリストはなぜ迫害され、十字架にかけられたのでしょうか。 日本の国民の生活を考え、国民のために国を正そうとする人間がなぜいつも危険にさらされ、暗殺されたり、失脚させられたりしてきたのでしょうか。同じ構図です。この喩えで言えば、さしずめ、カンさんはユダでしょう。ガリラア領主は官僚組織、ユダヤ司祭は悪徳弁護士、ユダヤの民はマスコミに洗脳された一般国民というところでしょうか。
このままいくとどうなるか。日本はアメリカの食い物にされてきましたが、経済の沈滞、高齢化と下り坂の日本は、破滅の坂を加速度をつけて転っていくでしょう。国の赤字財政、いつまでも赤字国債に頼るわけにはいきませんから、そのうち「円」が大増刷されるでしょう。(赤字国債を発行よりは、お札を刷る方がよいという話もありますが)そして、円の暴落に繋がっていくと思います。それは早ければ、数年以内ではないでしょうか。銀行などに高額預金している人や日本国債で運用している人はそろそろ気をつけた方がいいですね。私なら今の円高のうちに海外に移すか、金か銀にでも替えておくと思います。
また、日本がそのうちに戦争に巻き込まれる確率はかなりあると思います。いくら戦争放棄だ何のと言った所で憲法であろうが何であろうが、やぶられない法律はありません。現に官僚組織が権力を濫用する日本は法治国家とは言えません。非核三原則も表向きだけのウソだったが近年、明らかにもなりました。現に戦争で一儲けしたい連中がずっと機会を伺っているわけですし。もし、実際に、戦争になれば食料自給率40%、エネルギーも多くをオイルに頼る日本は、文字通り、喰い詰めます。政府が非常時に備蓄している穀物は一ヶ月もつかどうかぐらいしかありません。そしてその戦争は戦争のための戦争となると思います。外務大臣は、どうも、外交問題を戦争へと発展させたいようですし、ヘタをして、この危険人物が悪徳弁護士の思惑通り、首相にでもなったら、一気に破滅へまっしぐらになりかねません。
結局、日本経済が破綻しても、喰い詰めますし、戦争になっても喰い詰めます。このままだと、一般国民は、文字通りメシが喰えなくなる日が待っていると私は思っています。マエハラ氏、TPP参加に向けて、「日本のGDPにおける第1次産業の割合は1.5%だ。1.5%を守るために98.5%のかなりの部分が犠牲になっている」と言ったらしいです。第一次産業保護の重要性をとても理解しているとは思えないこの危険人物(能力は非常に低いくせにエゴと意志だけは強い)は、日本が無防備にTPPに参加してもっと食料自給率を下げ、一方で稚拙外交で戦争を誘導して、日本を本当に悲惨な状況にしたいようです。
だから、市民が行動し、この異常な国を少しでも建前通りのマトモな国に変え、本当の民主主義を何とか打ち立てていく必要があると思うのです。(ずっと、そう主張してきた人は誰だったか、思い出して下さい。)
日本政府は国民を組織や教育によって、自分の周囲のことにしか関心のないような人間へと仕立て上げてきました。大学院を出ても就職先がないのは、ポストを占領している教授のせいだ、と言ったり、指導教官にだまされた、とボヤいたり、自分の生活が苦しいのは上司や社長のせいだと考えたり、そういう思考パターンをとるように、国民は、誘導されてきました。本当に自分たちを搾取している連中は、眼につく当座の責任者を仕立て上げることによって、一般国民の不満を本当の対象からそらせてきました。
国民の税金を不法に吸い上げ、国民の生活を苦しくしてきた本当の責任者は誰でしょう?己の利益のために、無責任な大学院重点政策で高学歴プアを作り出した本当の責任者は誰で、そもそもなぜそんなことをしたのでしょうか?
自分の人生の不遇を、的はずれな眼に見える対象のせいにして片付けようとするのではなく、自分の人生の選択には自分が全責任を負わなければならないということに意識的であれば、本当の事が見えてくると思います。本当の敵を見誤ってはいけません。
自分のブログは実名でやっていますので、思った事を全て書くことができません。
学生たちに対して言える事の範囲の制限から開放された、名誉教授の先生方がもっと声を上げて下さったらと思うのですが、自分勝手でしょうか?
一般市民の権力、マスコミに対する不信の増大、そして、今回のデモのような市民レベルのレジスタンスが起こってきて、権力側にも焦りがあると思います。小沢氏は今回の事件を通じて、国民主権を求める市民のシンボルと化してきています。それに危機感を抱く権力側は、とことん行き着く所までやる可能性はあると思います。どういう罪状をでっちあげるのかわかりませんが、小沢逮捕はあり得る話です。しかし、ロッキードやリクルートの時とは、市民のマスコミ権力に対するリテラシーが違うと思いますので、小沢逮捕で国民を押さえ込むことはできなくなるのではないかと思います。「反戦な家づくり」の金大中氏についての記事(http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-960.html)のように、小沢氏は日本の民主主義の象徴となりつつあるように思います。
その一方で、警察の疑惑を週刊誌やネットで告発していた黒木昭男さんが自殺とのニュース。自殺とされる数時間前にツイッターで岩手県警の犯罪情報の拡散のための呼びかけをされたばかりでした。自殺を装った暗殺のようです。権力の暗部が探られる度に、こういう法治国家ではあってはならない卑劣な事件がおこります。日本の闇はまだまだ深いです。