鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

千手観音堂仁王門の木造金剛力士像

2019年07月07日 00時53分00秒 | 旅行








十日町市は信濃川が縦断しているのだが、十日町の中心から見たら川西に当たる地区に千手という地区がある。
1200年の歴史を持つ千手観音堂があるから千手。
その観音堂に通りがかりに寄ってみた。
十日町市の指定文化財の木造金剛力士像が興味深い。
頭にかかっている帯状のものは天衣だとあるのだけれど、二つに分かれた髪の毛のように見えて、バーチャル・シンガーの初音ミクを連想してしまった。
この金剛力士を初音ミクと共演させたらどうだろうなどと想う。
作られた当初の彩色の剥げ方が味をだしている。
厳密な様式に則った姿なのだろうけれど、浮き出た肋骨がミリタリー・ベストのように見えたり、肩幅の狭い大顔に愛嬌を感じたりして不謹慎な見学者でありました。

追記;説明にある斗拱は斗栱(ときょう)の間違いであることを発見。手偏ではなく木偏。柱の上にある屋根を支える組物のことだそうだ。寺社建築用語だからチェックできなかったのだろう。
コメント (2)
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