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4年(?)前に、台風だったか何だったかで倒れたクルミの木に、倒木状態のまま椎茸菌を埋め込んだ。
友人と二人で、将来は椎茸を好きなだけ焼いて食えるだろうと期待をしつつ、地道な作業をしたのだったけれど、全く椎茸は出てこない。
そこで一昨年晩秋に、クヌギかコナラと思われる直径20cmばかりの木を切り倒した。
チェーンソーを使い、チェーンが挟まってにっちもさっちも行かなくなったりさせながらも独りでなんとか切り倒した。
昨春、それを友人がホダ木サイズに切ってくれて、これまた二人で椎茸菌を植え付けた。
水を吸い上げない時季に切り倒し、翌春に菌を植え付けて、2回の夏を越すと椎茸が出てくるということだったから、本来ならば今年の秋に出てくる予定なのに春に出てきてしまうとは。
昨夏の異常な暑さを2度の夏とみなしたか。
本当なら日陰に置いて、水をかけてやったり、天地をひっくり返したり、ハンマーで衝撃を与えてやったりと、いろいろな技が必要らしいけれど、けっこう陽のあたる場所にいい加減な置き方をしたのに出てくれた。
1個はどこに出しても恥ずかしくないサイズで、もう1個は直径20cmの開き切ったおばけ。
良い方は農事の師匠に初物として献上し、様々な話も聞いてきた。
自分のところで採れた春物椎茸が無くなったところだと喜んでくれて、そっちのおばけでも十分食えると言ってくれた。
奥さんが言うには、天気がちょうどいい按配だから干したら2、3日でカラカラになるとのこと。
友人に報告したら、返事のメールで炭火焼を勧めてくれたが、ここは師匠の奥さんの助言に従うことにする。
刹那的に楽しむか将来性を採るか、選択の余地なくこちらで生き易い方に決定。
秋にそれなりの数を期待して、ホダ木には寒冷紗でも掛けてやることにすべし。