鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

退院

2020年04月29日 09時36分36秒 | 健康ネタ


バス停前にある祠に初めて気づいた。祈っている人の後ろ姿は、失礼ながら油断があると思った。

一昨日(4/27)昼前にちょうど半月(15日間)の入院生活を終えて退院した。
次は連休明けに外来で病院に行き、血液検査をしてもらい傷口をみてもらう。
そうして頃合いをみて、半年以内にヨウ素治療(放射性ヨード治療)というものをやってもらうことになりそうだ。
それが1回で済むのか、2回3回と1年間隔でやるのかどうか未定だけれど、髪の毛が抜けることはなく、別の副作用はありそうな、10日間ほどの入院をすることになる。

外にでるのは半月ぶりだったが、その前の40日余りは新潟県の田舎に帰省していたので、京都の街を見るのは2ヶ月ぶりだった。
なんだかおだやかに人が少なくて、アメリカハナミズキがピンク色満開で、赤紫や橙色のツツジが咲き始めていてきれいだった。
病院から歩いて東山三条に行き、地下鉄東西線で六地蔵まで行こうと思いつつ、退院直前の採血をしてくれたナースとの会話。
『ずっと入院していたいんだけどねぇ』
 『みなさんそう言わはりますよ』
『タクシーを使わないで歩こうと思う・・』
 『歩く人もあんまりいないし、今はその方がいいかも知れませんね、どこでコロナにあうかわからへんもんねぇ、私たちも細心の注意を払いながら毎日ビクビクしてますゎ、とにかくコロナに気をつけてくださいね』
てなことで結局選んだ道は、病院前から京都駅への専用バス(京大病院ライナー)とJR関西線と京阪バス。
京阪バスは一昨日から間引き運転になっており、ちょうど良いはずのバスが運休で、タクシーを使うという選択肢もあったけれど、タクシー乗り場に引き返すのも嫌で30分待った。
タクシーは二人分のバス代の2倍あまりの料金だけれど断然楽ではある。
でも少しは歩きたいのと、家の前までタクシーで帰ったのを見られて何ごとかと憶測されるのも嫌だなという気がした。

そうしてその間、私は荷物番にバス停に残り、家人はテイクアウトの寿司を買いに。
入院生活は病院食の寿司で始まったから、戻って始まる生活も寿司でと思った。
テイクアウト専門のチェーン店だけれど、どのネタもおいしくいただき、半月の病院食から解放されたランチに満足した。
薬も飲んで、久々にインスタントコーヒーなども飲み、自分の座椅子の背をゆるくして座布団を2枚当てて昼寝をしたのであったけれど、寝起きに腹がグルッと鳴り、ランチの寿司は流れてしまった。

昨日は、田舎の同級生から、私の飼っているミツバチが分蜂をして蜂球を作っているがどうしたものかという連絡がきた。
私が動けない以上、なんとか捕獲の段取りをして自分のものにしたら良いからと伝えた。
気持ちが焦るので、リハビリに、4.1km5900歩の散歩をした。
体重は入院前とほぼ同じの66.6kg。
そろそろ動きたいけれど、首がぐるぐる回るようになるまで辛抱しなくてはならない。
10万円がくれば自在に回るか。

入院中のことで、書きたいことはまだ多くある。
清拭、導尿カテーテル、点滴針、後遺症、リハビリのことなどをおいおい。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする