午前中に入院手続きを済ませ、四人部屋の窓際のベッドに案内された。
一番南の病棟だから、京都のタウン・ビューを期待していたのに、北側の病室で隣の病棟しか見えない。
南側の病室は個室だそうで、そりゃそうだよね経済法則を忘れてました。
バッグ一つに詰め込んできた荷物を片付けている時に昼食がやってきた。
少ないけれど初めから寿司とは嬉しい。
修行に来たわけではないから、なま物でも寿司でも有りか・・と思った。
タコとエビがとてもおいしい。
病院の椅子は全て一つおきに座るよう✖︎がされていた。
私は長椅子の真ん中にゆったり座るのが好きなので、何だか残念。
夕飯は昼より少しグレードが落ちる。
太らせてはいけないという配慮だろうか。
痩せさせるわけにはいかないけれど、太るほどだすわけにはいかないという事情か。
白飯がもっちりしているのは、高温のスチームで蒸し上げているからだろう。
食感がイマイチだけれどおいしい。
モヤシもわずかだとおいしいものだなと感じたり、たんぱく質が少ないけれど充実していると思ったりする。
田舎で大根やキャベツや塔菜やジャガイモなんかの自家製野菜ばっかり食べていたから出されるものが何でもほぼおいしい。