先日、丘陵地で見つけた赤花のゲンノショウコを持ち帰って庭に植えたのだが、意外にも花が咲いた。
こういう強さも薬草の証拠かと思ったりする。
うちには白いゲンノショウコが今いたる所に咲いているので、どう住み分けをするのか、ピンクのものができたりするのか先々が楽しみだ。
この辺は保護されていたり希少種といった珍しい植物の話はあまり聞かないし、昔から入会権もあって、山で勝手に生えている山菜や野草は土地の所有がどうであろうが採った者勝ち。
夕方にはもう小さい花びらが散っていたから1日花なのだろうか。
種を買って蒔いたコスモスが咲き始めた。
ピンクや赤も咲くはずだけれど、一番に咲いたのが、地味目な白いコスモス。
撮ってみて、焦点の合ったのをしみじみ観ると、なかなかにおしゃれで品がある。
10mmもないほどの小さくて黄色い花は、乗用芝刈り機やエンジン草刈機で刈りとばすのを見逃して地べたに咲かせているオキザリス。
置き去りという言葉がいつも浮かぶ花だけれど、撮ってよくよく観ればレモンイエローが冷たく光ってクールだ。