菜飯 その２

会ったことも話したこともないインターネットの友人から教えてもらった調理方法を採り入れてみた。
一部採用折衷調理というような按配は、大根菜をさっと茹でて、みじん切りにして、鳥胸肉と一緒にごま油で炒め、酒と醤油と味醂と胡椒で味付け。
お皿に盛ってから、先日近所の方が亡くなり自宅出棺に立ち会った際に貰ってきた海苔を千切ってふりかけた。
もう少し味を強くしても良かったかなという控えめな薄味はヘルシーとも言える。
漬物には、間引き大根から大根ならぬモデルも羨む細根を糠漬けにしたものも入れて、奇遇の再会を演出。
紫は花がいくつも咲いてふがふがになった茗荷を漬けてみたもの。
胡瓜と茄子もまだできるので、飽きずに毎日かき回していて、ようやく糠味噌くさいじじいになったかどうか。
細根は、辛味が消えて悪くない味になり、他も他と比較したことがないけれど、それなりの味になっているのではないかと、これは手前味噌。
今日は朝から雨なので、『菜飯にしたぞなもし』と四国松山の下宿の女将なら坊ちゃんに言うのかも。