鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

モンシロチョウ(紋白蝶)のアオムシ(青虫)

2021年10月13日 00時16分16秒 | 








アオムシと聞けば、菜の周りを飛び回るモンシロチョウの幼虫のことと思い込んでいたけれど、毛虫ではない青い芋虫の総称のようだ。
青蛙がアマガエルだけのことではなく、青い色全般の蛙であるのと同様だ。
アオムシに一番狙われるのはキャベツなので、苗を植えた時点で防虫ネットのトンネルを作って備えた。
次が白菜で、こちらは多少食われても、スズメやハチが食うだろうと放っておいたのだが、ポツンポツンと丸裸にされる苗がでる。
よく観ると、モンシロチョウのアオムシは葉っぱの筋に沿って擬態していて発見しにくい。
昼間は擬態のフリーズをして、夜中にもりもり食うようだが、濃緑の糞をぽろぽろと残しているから、目を凝らせば分かる。
ぶよぶよを掴むのは苦手でも、自分の作物を食われたとなれば別、即刻掴んで潰す。
モンシロチョウが止まった白菜の葉の裏には、0.5mmくらいだろうか、卵が必ず産み付けられている。
ちゃんと安全な菜っ葉を選んでいるのか、農薬を使わない、うちの菜っ葉だけが穴だらけになっている気がする。
丸坊主にされたのでも、芯が残っていれば復活するから、とにかくアオムシ探し、と言うよりは、アオムシの糞がないか毎日点検する。
少し食われた跡があるのに、いくら探してもいないこともあるので、やはり天敵にさらわれていくのだろうと思われる。
ところが、天敵のスズメが2ヶ月前にはたくさんいたのに、近頃見かけない。
スズメは害鳥になることもあるが、いなければいないでとても困ったことになるのではないかと思われる。
農事の師に聞くと、この頃カラスも数羽しかこの辺りにいないと言う。
農事の師と私だけが決して除草剤を使わない。
私は、ある時から各種殺虫剤も使わないことにしている。
ナスの生り始めに何かがつついたような傷跡を残して被害があるのを確かめたくて、ネズミ捕獲用粘着シートを仕掛けた。
数羽のスズメが掛かって、気の毒なことをしたと後味が悪かったので、それ以来仕掛けていない。
その後のスズメは、蒔いた蕎麦の種を数十羽で食い荒らしていたものだが、それは放置しておいたのに最近姿を見せなくなった。
何か不吉なことの予兆か、とにかく最近の私の心配事はスズメがいなくなったことだ。
丸裸にされた白菜が、雪の降る前にモノになるかどうか分からないけれど復活してきた。
コメント (2)
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