うちの田舎では、さまざまな条件が重なってのことだろうけれど、どこでもピーマンが採れ過ぎ大豊作だとか。
そうして私の作るピーマンもどんどん実をつけ、葉っぱの陰に紛れていた巨大なやつを測ったら15センチもあった。
どこの家でも作っているから、もらい手はなくて、自家消費するしかない。
そんなこんなで、教えてもらったのが、ピーマンの大量消費方法。
①縦割り半分にして、ヘタと種を取り除き、手のひらでつぶす。
②それから薄く刻んでいく。
③フライパンにごま油を入れて、かさの減った細切りピーマンを入れ、中火でかき混ぜながら炒める。
④しんなりしてきたら、本だし顆粒を振りかけて、さらに炒めて出来上がり。
という、超簡単調理方法。
塩、胡椒、しょうゆ、みりんなど何にも使わず、ごま油と本だしと中火だけ。
そうしてほとんどベジタリアンの夕食となったのが一昨日。
農事の師からもらったチンゲンサイは茹でてからバター炒め。
キュウリは自前のものを生味噌でばりばり。
インゲンはもうほぼ終わりで、毎度毎度の茹でただけをそのまま。
茹で湯利用の茹で卵は、お湯に入れて強火で3分、火を止めて蓋をして4分の黄身半熟。
味噌汁の具は三月菜の間引き菜とナスと刻み高野豆腐だが、ここにもピーマンを入れるべきだった。
かぐら南蛮味噌は友人の奥さん手作りの絶品で、かぐら南蛮は新潟県特産だそうだ。
ご飯はいつもなら玄米なのだけれど、農事の師から購入の新米を味わうには、やはり白米にすべしと精米した。
肉や魚がないと心配してくれる方もいらっしゃるかもしれないけれど、いまの私は何しろ自前野菜に貰い物を消費するのに精一杯。