つい先日の地震の震源地近くにいる友人から蛤が送られてきて、天下分け目の関ヶ原近くに住む同級生からは帰省途中の土産の鱒の寿司をいただき、豪勢な食事となった。
蛤の味を最大限に引き出すのはシンプルな潮汁に限ると実感できた、こいつは2度目に塩梅がうまくいき、身もふっくらとして、しみじみ旨い。
裏に自生している三つ葉を採ってきて入れたのも正解だった。
鱒の寿司は、年に何回も富山県を通り、必ずといっていいくらい有磯海S.A.は利用するのだけれど、贅沢はできないと見るにとどめている。
変わらぬ味の鱒の寿司を、まだペロリとひとつ平らげる食欲のあることも嬉しい。
蛤には、おまけの蟹がたまに入っていて、寿司の上に乗せて記念撮影。
当然のように、最後にちゃんと蟹もいただく、おいしいわけではないけれど。
缶ビール350mlひと缶も添えたのだが、呑み忘れるほど寿司と汁に夢中になり、全部は呑みきれなかった。
夕飯前の西空に、絵に描いたような三日月が浮かび、これで電線がなければ良いのだけれど、あってもさほど悪くないかと偶然を切り撮った。