鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

キイロスズメバチを退治  その③

2022年09月09日 07時17分00秒 | 養蜂


ボール形状巣内の最上下段は小さく、間の3段はほぼ同じ大きさの計5段の巣には、卵から蛹までの成長段階が総て見られた。
ほとんどの成虫は死んだか瀕死状態なのに、巣に留まっている蜂の子は意外な元気さで頭をゆらゆら動かし、口に水滴を付けているのもいた。
働き蜂から噛み砕いたイモムシなどの餌を貰う換わりに蜜(栄養液)を差し出すというあれか。
その水玉を舐めてみたかったけれど、バズーカジェットを噴射しているので、実行はしなかった。
朝食などの用を済ましてから、散らばっている働き蜂をプラケースに入れようとしていたら、普通に元気なヤツが巣の中に一匹いて慌てた。
ちょうど蛹から羽化したのか、それとも朝帰りの働き蜂が探し当ててやって来ていたのか。
巣は北側軒下天井にあったのをもぎ取って、西側の玄関前で点検しているわけで、方向も高さも違うし10mほど移動しているのに探し出せるものだろうか。
蜂の子が何か信号となる音とか匂いをだすものかどうか、バズーカにやられても成虫は仲間に知らせるフェロモンをだすだろうか。
それはともかく、女王は小さいプラケースに入れ、その娘たちの働き蜂は大きいケースに入れ、元気な一匹もピンセットで捕まえられたので姉妹たちの中に入れた。
集めてどうしようという目的はないけれど、働き蜂はおよそ200匹くらいと思われる。
スズメバチの場合、と言うより今時分のキイロスズメバチの場合、オス蜂はいるのだろうか。
巣から出て死んでいる蜂の子は、きっと蟻の餌になるのだろうと思い、ぽいぽい捨てた。
元気な働き蜂と思われる一匹は仲間の死骸の中ですぐに元気を失い、動けなくなっていった。
バズーカジェットの毒はすぐに消滅するタイプのものではないようだ。
つづく
コメント (2)
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