何もかもコロナのせいにするのも何だけれど、振興住宅地を歩いていると、これはコロナの影響なのだろうと、驚異の自然或いは自然の脅威を感じる。
行政の予算が公園整備とか道路脇雑草刈りにまで回らないのかも知れないと思われる状態がそこここに見られる。
アカメガシワ(赤芽柏)は擁壁の目地や水抜き穴から生え放題だ(1,2枚目)。
住宅の庭からのこぼれ種から育ったオシロイバナ(白粉花)なんかも雑草に混じって見られた(3枚目)。
クズ(葛)がフェンスをよじ登り、網目を抜けて猛々しく道路にせり出している(4枚目)。
町内会の公園掃除も行われなくなって、遊具も草に覆われてしまっていた(5枚目)。
人が家に閉じこもりがちになって、周りを見渡すこともなく、外に手間暇かけることもなくなったら、植物はじわじわと確実に侵略を仕返してくるようだ。