大地の芸術祭2022のイベント、『半日でエリアをめぐるセレクトバスツアー』のためにステージがあった。
我が家から2km足らずの距離にある神明水辺公園に、ドミニク・ベロー(フランス)作のバタフライパビリオンがある。
『蝶の翅や万華鏡をイメージした反射素材の屋根が付いた、能や狂言の舞台にもなる「東屋(あずまや)』とあり、モネの池を模したビオトープの中に設置されている作品。
ツアー客のおもてなしのためなんだから大人しく観て、ということだったので、こっそり遠目に観るつもりだったけれど、ついつい正面の芝生まで進んで観て撮った。
同級生の晴れ舞台でもあって、彼女の夫君からは、一緒に観てから食事に行こうと誘われていた。
『天神ばやし』『新保広大寺節』『新保広大寺踊り』が披露されて、覗き見だが、生で観るのは初めてなので感動した。
演目が終わって、演者はすぐに帰るのだろうし、もしかしたら3人で食事に行こうということかとも思ったが、そうではなく、彼女はツアー客に食事の膳を配って中居さんに変身している。
夫君は初めから私と2人で行くつもりで誘っていてくれたようで、近所の喫茶食事処に行き、ごちそうしてもらった。
私がトラック一杯5千円で買っている豚糞を少し譲っているお礼ということなのだが、久々に外食をして人心地がした。
有料ステージを覗き見て、踊り子さんの夫君から接待を受けたのだから、私が一番の上客か。