鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ヤギ(山羊)の瞳孔

2022年09月11日 09時23分00秒 | アングル






越後妻有 大地の芸術祭 2022の『鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館』を観た。
廃校になった小学校の小さな二階建て校舎全体を使った展示の数々は前回の芸術祭で観たのとあまり変わっていなかったようだが、面白く見学できた。
流木に彩色を施して組み合わせた造形だったり、大量の木の実を拾い集めて組んだ造形だったり、貼り付けたり並べたり刺したりした巨大なモザイク画などがあった。
一生懸命に遊んでいるまま大人になってしまったような造形作家なのだった。
校舎の端から入り、講堂も教室も全部観終わって、反対側端っこから出るようになっていて、廃校利用がぴたりとはまっている感じ。
出口からすぐにビオトープが作られていて、昔はどこにでもあった小生物や水草の宝庫といった再現がなされていた。
小雨が降っていた中を自然のままの雰囲気の小沼に近づこうとして、滑ってばったり転んでしまった。
あと十ほど歳をとっていたら、どこか傷めて寝たきりになってもおかしくないくらいに仰向けに倒れて、ズボンは泥だらけになったが、なぜかどこも痛くない。
運動場だった駐車場に帰る手前にヤギ小屋があって、フレンドリーな一匹がやってきた。
餌箱に餌はあるのに、撫でてほしいのか、『エサをやらないで・・』と書いてあるということは、お菓子のようなものを与えられて味をしめているのか。
ヤギを見るのは久しぶりだったけれど、よくよく観ると、目の位置がなんだか変で馬とか牛と比べてしまうからか頭の形も変で、何より変なのは瞳孔。
ハンカチで尻の泥を拭きながら面白く観た。
コメント (2)
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