鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

富山の風景

2020年04月15日 03時15分00秒 | 旅行


富山のことはあまり知らないが、富んだ山(立山連峰)を背にして豊富な雪解け水と富山湾の海の幸。
砺波あたりの風景は、羨ましさなんぞを超えて惚れ惚れするような一軒一軒が裕福な姿をして点在している。
これを撮ったのはどこのS.A.だったかP.A.だったか覚えていないけれど、山側にこんな景色があった。
残雪の山を背景に真っ赤なライン。
全部チューリップ畑なのだろうけれど、水平一本線の畑以外は花を摘まれた後なのだろう。
右側にはカメラを持った人たちもいたから、赤の向こうは白の花かもしれない、
紅白を残したのは、チューリップ農家のサービス精神かも。
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海上にせり出したハイウェイ

2020年04月14日 00時01分31秒 | 旅行




越中と越後の国境は親不知子知らずと言われたほどの超えるに大変な難所でありました。
波にさらわれそうになりながら我が身だけを守って岩場を乗り越えて行くのです。
てなことが昔話の始まりに語られる場所は北陸道が開通するまで、8号線のこの辺りはトンネルばかりだった。
山の迫っているこの場所はトンネルを掘るより海上に橋脚を作った方が安上がりだったのだろう。
明るい時に県境を越えるときは、新潟県側は海沿いの8号線を走るのが節約にもなって気持ち良い。
親不知I.C.からハイウェイに上がる前に停めて撮ってみた。
長野県を通る時には姨捨S.A.をよく利用し、富山県を通るときは親不知I.C.を利用する親不孝者。
山桜が咲いていたり、若葉が萌え始めていたりする山肌はマリー・ローランサンのタッチのようだ。
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儀明(ぎみょう)の棚田

2020年04月13日 06時56分30秒 | 旅行




今まで何回くらい越えただろうと数えれば、行き帰りで百回程にもなる儀明峠。
だんだん有名になってきて、カメラの三脚が列を成していることもある。
そうした中に、田んぼまで降りて畦に三脚を立てる無神経な人も現れたらしく、注意看板が立てられたとかいうのは近くの星峠の棚田だったか。
杉の大木に設置されているのは監視カメラではなくて、ライブカメラだろうか。
24時間1年中配信されているのかも知れない。
ベストポジションで年中、定点動画配信されているとなると、カメラマンたちの興味も引かなくなるかも知れない。
いやいや、田んぼに映る桜の花や紅葉が見事な時や、霧のでる寒い朝は、必ず好き者達が三脚を並べるはず。
この場所は安全な駐車スペースがあるので、1~2分ほどでもほぼ必ず車を停めて一息するところ。
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ジャガイモを植える

2020年04月12日 00時37分16秒 | 農事






今まで、種芋の数量も値段も出来高も考えず、行き当たりばったり適当にやってきた。
今春は、あまりあっちこっち移動できないので時間もあり、たいていの人がやるように数字を大事にしてみた。
5Kg 65個の種芋キタアカリを、大きめのものは半切りにして115個にした。
台形の畑の約45平方メートルに7本の溝、合計45mに40センチピッチで115個を植えた。
計算もしつつ、実情に合わせて半切りを増やして最後の最後に帳尻を合わす。
昨年は4月末に植えたのだけれど、今春は諸般の事情を考慮して20日間早く植えた。
霜注意報も時々出るので、芽が出たときにやられないようにと、ススキや他の枯れ草を被せた。
5Kg 1350円の種芋と、豚糞と耕運機の燃料代と消耗費を入れても2000円あまり。
私の手間は度外視して、8月にどれくらいの収穫となるか、乞うご期待。

3枚目の画像は、前日に張っておいたロープが何ものかによって切られた状態。
数日前にも麻ひもを切られた。
昼間ではなく夜中に切られているはずで、人間の仕業とはほぼ考えられない。
緑のひもはナイロンかその手の丈夫なものなのに、スッパリと切られている。
意味がわからなくて気持ち悪いが、夜中に起きて見張るわけにもいかず、赤外線暗視カメラでもあれば設置したいところだ。
次の機会に様々なロープの張り方をして実験してみたい。
ネズミ捕りのネバネバシートやトラバサミもあるので仕掛けてみるか・・と思ったりする。

追記;細かいことだけれど、種芋は食料品扱いではなくて消費税10%だった。
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天道虫またまた

2020年04月11日 00時05分00秒 | 






ナミテントウもこんな模様になると、太陽とは程遠くて、もはや天道虫とは言い難い。
パソコンのディスプレイに止まっていたのを撮ってから画像を見ると、ミクロの世界を覗いた気分。
こいつは4つ星だけれど、後ろ姿の方が正面らしいかも知れない。
前から見ると、目模様がつり上がっているのに下がり眉で、強気なのか弱気なのかよくわからない。
白目だから、強気ポーズで気を失った間抜け顔のようにも見える。
オレオレ、または、アイツアイツ、というように思ったりする。
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縄張り内の花々

2020年04月10日 01時35分35秒 | 身の周りの植物








コロナ騒ぎで人がくることもない私の縄張りのそこここに春らしい花が咲いている。
椿、錨草、水芭蕉、猩猩袴(ショウジョウバカマ)などが見られる。
一輪草は終わりがけで、タンポポは咲き始め、桜は狂ったように満開だけれど、なんだか寒い。
それでも陽が差す日向はやたらに暖かくて、ちょっとした作業で汗だくになる。
ウグイスが普通に鳴くようになった。
じつは普通ではない。
昨年は、『ホーホケキキョ』と『キ』を余分につけていた。
今年は、色々とバリエーションがあるのだけれど、一番長く鳴いたときが『ホホーホケキキョホイ』。
昨年と全く同じ鳴き方は一度もしていない。
同一個体が、今年はこれでいこうという変化なのだろうか。
集音マイクなんぞがあれば、録音してYoutubeにあげたいところだ。
花々を撮り、音を録って、うまく編集できたら良いのに、そのテクニックがなくて残念。
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初椎茸

2020年04月09日 00時42分42秒 | 農事




4年(?)前に、台風だったか何だったかで倒れたクルミの木に、倒木状態のまま椎茸菌を埋め込んだ。
友人と二人で、将来は椎茸を好きなだけ焼いて食えるだろうと期待をしつつ、地道な作業をしたのだったけれど、全く椎茸は出てこない。
そこで一昨年晩秋に、クヌギかコナラと思われる直径20cmばかりの木を切り倒した。
チェーンソーを使い、チェーンが挟まってにっちもさっちも行かなくなったりさせながらも独りでなんとか切り倒した。
昨春、それを友人がホダ木サイズに切ってくれて、これまた二人で椎茸菌を植え付けた。
水を吸い上げない時季に切り倒し、翌春に菌を植え付けて、2回の夏を越すと椎茸が出てくるということだったから、本来ならば今年の秋に出てくる予定なのに春に出てきてしまうとは。
昨夏の異常な暑さを2度の夏とみなしたか。
本当なら日陰に置いて、水をかけてやったり、天地をひっくり返したり、ハンマーで衝撃を与えてやったりと、いろいろな技が必要らしいけれど、けっこう陽のあたる場所にいい加減な置き方をしたのに出てくれた。
1個はどこに出しても恥ずかしくないサイズで、もう1個は直径20cmの開き切ったおばけ。
良い方は農事の師匠に初物として献上し、様々な話も聞いてきた。
自分のところで採れた春物椎茸が無くなったところだと喜んでくれて、そっちのおばけでも十分食えると言ってくれた。
奥さんが言うには、天気がちょうどいい按配だから干したら2、3日でカラカラになるとのこと。
友人に報告したら、返事のメールで炭火焼を勧めてくれたが、ここは師匠の奥さんの助言に従うことにする。
刹那的に楽しむか将来性を採るか、選択の余地なくこちらで生き易い方に決定。
秋にそれなりの数を期待して、ホダ木には寒冷紗でも掛けてやることにすべし。
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離陸

2020年04月08日 00時04分40秒 | 








コタツ板の上にしょっちゅうやってくるナミテントウを見ていると、休憩なのか睡眠なのか、首を引っ込めて脚も折ってじっとしていることがある。
撮る時はその状態が多いので、球を半割りにした形がてんとう虫だと思いがち。
ようやく動き回っている状態の側面が撮れて、よく見ると、首はきちんとくびれ、頭として別個の半球がある。
離陸直前の中羽根を広げた状態もやっと撮れた。
コマーシャルにあるテントウムシのロボットのような羽根ではないことを撮ってアップしたかったのだ。
最近のジェット機の翼のように、先がピンと上に折れている。
ジェット機はテントウムシを真似たのかもしれない。
何らかのこうでなければいけない理由があり、分析もしっかりとした結果ジェット機の翼先端はそのようになったのだろう。
乗っているのはメガネのつる。
2枚目は、行き先に詰まり、いざ発たんという状態の一瞬の静止状態。
4枚目は不時着直後状態。
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手抜きご飯

2020年04月07日 00時09分44秒 | 食べ方




小籠包(ショウロンポウ)の出来合冷凍物をお隣さんからいただいた。
蒸し鍋はあるので、説明をよく読み、火加減と時間を守ってタイマーのセットもして作る。
クッキングシートというものがないので、代わりになるというキャベツの葉っぱを敷いてやった。
期待したほどの味ではなかった。
キャベツに乗せている底部分がやや硬くて粉っぽかったから、火力が足りないのかも。
敷いたキャベツが思いがけない旨さだった。
もう一つ、アサリ炊き込みご飯の素を見つけたので賞味期限を半年ほど過ぎていたけれど、説明通りに3合の米と一緒に炊いた。
夕飯に食べ、次の日の朝昼晩と食べてようやく食べ終えた。
飽きることはなかったけれど、これもとびきりの味ということもなかった。
前の奥さんからもらった塔菜は、茹でて、鰹節もかけず、切ることもせずにポン酢をかけて食べる。
すべて火を通しただけで、味付けしたわけではないけれど、レパートリーがぐんと広がったような気になる。
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間引き大根の成れの果てを食べる

2020年04月06日 07時44分00秒 | 食べ方








自分で作っているのが菜飯なのかチャーハンなのか分からなかったけれど、とにかく予想外にうまくいった。
大根は直蒔きして、頃合いを見計らって間引き、素性の良いのを残すという作り方。
種蒔きが周りより遅れたので、間引きは私の留守中に、農事の師がやっておいてくれた。
間引かれた大根は畝の間にポイポイ捨ててあり、私が片ずけるべしだったのだけれど、そのまま放っておいたら、記録的小雪の冬だったこともあって、細いまま根付いたのがあった。
雪が降って積もって消えるを何度も経験した大根だから貧弱でも食えるはず。
陽気が良くなって董立ちを始めると、そちらに養分を取られ、根も葉も食えなくなるということを聞いた。
大根ならぬ小根だけれど、おろすのがはかどっていい。
尻尾の方は辛いはずなので味噌汁に入れ、上の3分の2は1食分の大根おろしにちょうど良くて甘い。
葉っぱは少し湯がいてから、みじん切りにして、バターで炒めて、出汁、みりん、酒、コショウなんかを適当に入れてからチンした飯を入れて混ぜて出来上がり。
葉っぱだけの方は、バターを使わず、味付けに味噌も加えた。
葉っぱも小根も全部一人で食うつもりだけれど、味見はしないし、入れる調味料もいい加減。
全部調理し食い終わる頃には私の味ができるはずだ。
お盆の外に点があるのは、しょっちゅうやってくるナミテントウ。
今回のヤツは19星で、テーブル上を動き回っていて、水に当たったら立ち止まって水分補給をする。
針の先にほんのわずかな蜂蜜をつけて、行く手にポチッと置いたら、吸い始めてそこを動かなくなった。
アブラムシを食う肉食のヤツだけれど、アブラムシの体内の蜜より濃い最高の食餌だったはず。
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ブルーシートを剥がしてみたら

2020年04月05日 00時00分00秒 | 




堆肥にかぶせていたブルーシートを剥がしてみたら何かが動き回った痕跡があった。
地面にはモグラが作ったトンネル残土のモコモコが何箇所もあるが、これは普通のモグラのものではない。
トンネルとまではいかない溝状の筋も春先には多数見られたが、それはネズミのトンネルだと思われる。
この地にはネズミとそっくりでもモグラの仲間であるトガリネズミがいる。
モグラの仲間だから肉食で、ネズミも襲って食う。
今回、堆肥を全部使い切るために掘り出したら、カブトムシの幼虫が2匹あらわれた。
たった2匹しかいないということは、あとはおそらくトガリネズミにやられたものだろう。
ずっと以前には、堆肥を掘ったら何十匹も幼虫が出てきて、商売になるのではないかと思ったほどだったのだ。
つまり、ブルーシートの下のトンネルはトガリネズミの移動痕跡だったのだろうという結論。
生き残りの2匹となれば、宇治の自宅にも6匹飼っているけれど、こちらでも飼ってやるしかない。
ホームセンターでクヌギマットを買ってやろうと思ったが、量が多すぎて500円余りもしたのでやめた。
先日チェーンソウを使って出たケヤキとスギのクズで良いだろうと拾い集めて、堆肥と共に入れた。
ケヤキもスギも合わない素振りがあったら、ドングリ系の木の下の腐葉土でも持ってきてやるつもり。
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公人が公の場でマスクを着ける

2020年04月04日 01時03分55秒 | 懐疑・猜疑・疑義
国会で議員たちがマスクを着けて、国家の難事を論じている。
マスクなんぞをしているのだから、どれだけ偽物が混じっているか分からない。
全世帯に洗濯して何度でも使用できる布マスクを二枚配るなどと、わけのわからないことを言い出した。
あの首相も偽物なのではないか。
かなり変どころか大変に変で大大変。
いくらなんでもひど過ぎる。
もしかしたら、相当前から偽物にすり替わっているのではないか。
そうでもないと、何度でも内閣総辞職の議員辞職すべき事案を平気な顔をして乗り切れるはずがない。
女性都知事がピンクのマスクを着けて記者会見で喋っているのをテレビが映していた。
あのマスクの下に何を隠しているのだろう。
隠したいものがあるに違いない。

咳が止まらないとか、くしゃみ発作が激しいというわけでもないのに、マスクを着けて天下国家を論じるとは何事だろう。

世界に恥を晒すパフォーマンス。


四星のナミテントウが現れた。こいつも白目をむいたマスクだ。
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よそのブログに載せた以前の記事をこちらに   その③

2020年04月03日 06時29分00秒 | 健康ネタ


敷地内で見つけたクルミの殻とカタツムリの殻。生えているのはオニグルミなので肉が少ないのだが両側に見事な穴が空いていて、すっかり食われていたのはリスの仕業。子供の頃から山側の樹にいたけれど、今もいるようだ。カタツムリの殻を何気なく見たら左巻き。ヒダリマキマイマイというのではなかったか。うちに居るんだから左巻きでしょうよ。

2011.05.21に 検診 採便用シート として載せたもの

明日は健診。
便を持っていかなくちゃ。
採便用シートに感動してしまった。
B4サイズの普通の紙に見えるけど・・・

注意事項を判りやすく言うならば、

オシッコは始めにしといて、ウンコが出る寸前に
シートを和式でも洋式でも溜まり水の上に敷く
ただちにウンコをする
可及的速やかに採便容器のスティックをとりだし
ウンコの表面をまんべんなくこすりとる
差し込んでフタをする。
終ったら、そのまま流してよいが、採便は5分程度で行えとある。

①水に浸しても5分以上も水を吸わない
②多少大きい塊を受けても浮力を保てる
③水洗の水が流されたら、こわばらずに流れる
④下水道に入ったらしっかり溶ける
⑤薄くて軽いこと

以上を満たす紙を開発せよ。てな要望に応えるために苦労した人たちがいたんだろうな・・・と。

昔は、検便を持っていくためにはそれぞれのテクニックがあったりしたもんです。
こんなことを同年齢仲間で話し始めると、ウンチクが止まらなくなるんだよね。
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よそのブログに載せた以前の記事をこちらに   その②

2020年04月02日 00時00分00秒 | テレビ・ネット・映画


またまたナミテントウを撮った。目付き模様にはちゃんと目玉があったのに、この頃は白眼のヤツばかり見つかる。こいつは背の赤星が小さい。お公家さんの額に描いた眉みたいに見える。バランスが間抜け過ぎる。

2011.05.18に『告白』のこと として載せたもの

ネタバレ気味・・・

この復讐には引き込まれた。この映画を観て、頷く人と首を振る人と眉をひそめる人が居るとします、さぁあなたはどのタイプですかと問われたら、頷くタイプです、わたし。生意気なガキには我慢ができません。我慢ができないけれど、目を合わせないようにひたすら避けてるだけですけど・・・。結局我慢してるわけで、だからこの映画には強く頷いてしまう。

そんなわたしにしてみれば、松たか子演じる女教師のやり切れなさや悔しさや悲しさよりも、復讐の進展に心躍らせ、追い詰め方が期待以上に過激なものだからワクワクしながら観たのであった。
そうだ、この映画はわたしにカウンセリングをしているようだ。わたしの中に何が潜んでいるか、どういう体験が少年期や思春期にあったかを想い出させてくれる。前回のブログに、柳美里について、『何と迂闊な人間であることか』と書いた。

彼女は、自分の子への虐待シーンをYouTubeで流したそうだ。病んでいる。作家だからこそ気付けなかったのか? 止めてくれる人も、聞いてくれる人もいなかったから、ネットの不特定多数にそれを求めたのか? イジメや虐待や暴力はほとんどが再生産なのだと、物書きなら何はさておき基本中の基本だろうに。自分で実践してしまうのは反則でしょうに!!

横道にそれたので戻そう。この映画で最後あたりの松たか子の顔が凄まじかった。復讐の鬼と化した醜さという演技だったのだろう。この映画を中学校教師全員に見せたいとわたしは思いますね。特に、悪ガキにいじめられてどうしようもなくなっている先生方には。
そして、たとえばそんな悪ガキが「センセ~『告白』って映画観た?」なんて小ずるい顔をして下から見上げたら、目をゆっくり逸らして片方だけ口角を上げ「観たよ。いい映画だったね」って言ってやりましょう。
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よそのブログに載せた以前の記事をこちらに   その①

2020年04月01日 06時15分44秒 | テレビ・ネット・映画


ナミテントウを並べてみた。1匹がひっくり返って動かなかったので、ときどき立ち止まるヤツの横に並べて撮った。きょうだいに違いないだろうけれど、目付き模様が違う。しばらくしたら2匹ともいなくなっていたから、ひっくり返っていたヤツも一次的な気絶だったらしい。

もう9年も前に、よその無料ブログに載せた記事が、そのまま残っていたので、そっくりコピーすることにした。

2011.05.16 映画『悪人』のこと

ネタバレ気味・・・。
あ~こういう主人公みたいな若いヤツ、いくらでも今まで現場で見てきたな。
と思った。現場・・・そう建築現場で。わたし、現場職人ですから。
根は優しいんだけど、口下手で陰気で自己表現ができない拗ね者。
こんなのは今までどれだけ見てきたことか。
昨日、柳美里が自分の子に虐待をした経緯をテレビでやっていた。
自分が子供の時に同様の虐待を受けていたことが明かされた。
カウンセリングでそれに気付かされたと言うんだけど、何と迂闊な人間であることか。
観るに耐えなくて、テレビを消した。
この『悪人』でも愛情薄く育ったせいで、愛情表現が下手糞な男が
悪い方に悪い方に歩んで行ってしまうという不運が描かれている。
観ている方としては、ここで立ち止まれよ!と叫びたくなるし、 
それをしたらアカンやろうという方を選んでしまう主人公の愚かさ、哀しさがイタイ。
深津絵里の演技がうまい。九州弁がいい。
柄本明の演技も良かった。でもバールを持って老舗旅館の道楽息子を、窓越しに
見詰めながら言う台詞が現実離れしてクサかった。
この映画の玉に瑕はそこ。
でんでんがタクシー運転手をしているのが、はまっていた。
渋い脇役役者になったんだね。
ここ2,3日ほど話題になってる内田裕也のカミサンが、いい演技をしていた。
いつもながら上手い。今回の騒動での発言もなかなかにいい。
催眠商法にやられてしまう年寄り役がはまっていた。
この映画のいいところは、余分な描写がほとんどないところですね。
転換や展開がいい。テレビドラマなんかのくだくだしい間延びがなくて、さすがに映画だなと思った。
と、えらそうに言ってみる。

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