和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

「空白」の風景。

2014-04-27 | 本棚並べ
書評の〆が、気になりました(笑)。

産経新聞2016年4月26日
「花田紀凱の週刊誌ウォッチング」。
その最後はこうでした。

【編集長が浜田敬子さんに代わったばかりの
『AERA』(‘14・4・28)。トップが
「日中韓の歴史教養を知る」だったので読んでみたが、
「中国の歴史関係の本を読め」とか
「中国各地の戦争記念館に行ってみろ」とか、
「韓国併合から45年までの歴史は
 韓国人のほうが詳しい」とか
 相も変わらぬ『朝日自虐史観』だ。】

毎日新聞4月27日の「今週の本棚」では
江國香織評で
石井桃子著「新しいおとな」(河出書房新社)。
その書評の最後はこうでした。

【( ついでに言うと、
「本をつくる」「秘密な世界」「本をつくる人」
はぜひ編集者に読んでほしいし、
「著者と編集者」を読むと、
書き手である私は反省せざるを得ない)。
あー、もし私に権力があったら、
この本をすべての大人の課題図書に
するのになあ】

その書評の脇には
荒川洋治評で
杉田明子・佐藤剛史著(岩波ジュニア新書)
「中高生のための「かたづけ」の本」。
その書評の最後を引用。

【心がかげったり、
落ち込んだりしたとき
「かたづけ」で晴れやかになり、
未来が見えてくる点にもふれる。
「収める」つまり収納では、
「間(ま)を取る」という指摘も。
先日ぼくは書棚の一段を思い切って
『空白』にしたら風景が変わり
周囲がとても心地よいものになった。
もしかしたらあれかなと思った。
「かたづけ」には、いいこと、
楽しいことがいっぱいあるのだ。】
コメント
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