和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

信頼度ランキング。

2018-07-08 | 産経新聞
産経新聞2018年7月7日。
そこには、朝日新聞が踊っておりました。
3か所見つけましたので、引用。

まずは、「花田紀凱の週刊誌ウォッチング」
その最後でした。

「『週刊ポスト』(7・13)のタイトルには
ギョッとした(快哉を叫んだ)。
『英オックスフォード大【新聞の信頼度ランキング】
の衝撃 朝日は最下位6位!』
同大ロイター・ジャーナリズム研究所が
毎年行っている国際的なメディア調査リポート
によるものだそうだが、『朝日新聞の信頼度は
日本の有力紙の中で最下位』
ちなみに1位は日経、産経は4位。」

2か所めは、総合欄でした。
新聞の真ん中に短めの記事なので、全文引用。

見出しは「朝日に修正申し入れ」
脇には「慰安婦英語報道 ケント・ギルバート氏ら」
では、以下に全文引用。

「米カリフォルニア州弁護士でタレントの
ケント・ギルバート氏らは6日、
朝日新聞電子版の英語報道が
『慰安婦強制連行・性奴隷説』を流布するような
内容だとして、東京・築地の朝日新聞本社を訪れ、
約1万の署名とともに表現の修正などを申し入れた。
朝日側は『重く受け止める』として
23日までに回答すると応じた。

申し入れは、朝日が慰安婦の説明で
『forced to Provide sex(性行為を強制された)』
としている表現を今後使用しないことや、
朝日が朝鮮半島で女性を【強制連行した】と
虚偽を語った吉田清治氏の証言に基づく記事を
撤回したことの英語発信を求めた。

ギルバート氏は申し入れ後の記者会見で
『世界の歴史をみても間違った報道によって
こんなに国益が損なわれた例はほとんどない。
それだけ重大な問題だということを
朝日新聞に理解してもらいたい』と述べた。」


最後は、読書欄。

「・・究極は日本を代表する朝日新聞。
なぜ、おごり高ぶり、平気で日本をおとしめる
ような報道を繰り返すのかに尽きる。
この本を読めば、いまのモリ・カケ報道に
狂乱する朝日新聞の本質が理解できる。」

その本の題名はというと
『高山正之が斬る 朝日新聞の魂胆を見破る法』
(テーミス・1000円+税)

うん。遅ればせながら、今日この本を
注文しようとすると、ネットでは、新刊で
1~2か月以内に発送とあります。
うん。すぐには読めそうにない。
しかたない、読書欄の文をもう少し引用しておきます。

「慰安婦問題や東電福島第一原発事故の『大誤報』を
一度は謝罪しても、その後、あの手この手で
リベンジを仕掛けてきた。
一方で自分たちにとって不都合な報道に対しては、
謝罪や訂正に加え、損害賠償まで要求してくる。」



さて、それとは別ですが、
7月7日の新聞一面はオウム真理教の記事。
二面に「オウム真理教は地下鉄サリン事件を起こした
平成7年に宗教法人格を剥奪されて以降、
教団名を変更するなど、さまざまな生き残り策を弄してきた。」

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夏彦の旗印。

2018-07-08 | 道しるべ
向井敏著「残る本残る人」(新潮社)が
古本で安かったので、持っているけど買う(笑)。
安い古本を買うのって、
まるで、小銭をにぎり、
駄菓子屋へ向かう子供とかわらないなあ。
と、つくづく思うのでした。

さてっと、帯付きのその古本をひらくと、
山本夏彦著「『豆朝日新聞』始末」を紹介した
3頁ほどの文がある。
はじまりは、

「昭和30年ごろ、山本夏彦は『豆朝日新聞』を創刊して
世間を驚かせてやろうとたくらんだことがあるらしい。
・・・・
『大朝日はこう言うがわが豆朝日はそうは思わぬと、
一々反駁して完膚ないまでに論破するのである。・・・』」

「『豆朝日新聞』の計画は実現することなくして終ったが、
彼はその素志を、みずから経営する雑誌『木工界』
(のち「室内」と改題)に連載したコラムの執筆を通じて
果たすことになる。
昭和30年にはじまり、やがて『日常茶飯事』に集成された
そのコラムの主たるテーマこそ、ほかでもない・・・・

以来、山本夏彦は『書物は定説をくつがえすためにある』、
『異議を述べて、はじめて発言である』という旗印のもとに
辛辣直截な論陣を張りつづけるが論壇やジャーナリズムからは
長く黙殺をもってむくいられ、その存在が広く世に知られる
ようになるのは、ようやく昭和40年代の終りになってからだった。

この人のコラムは見かけは時事風刺でも、内実は人間性の批評である。
・・・
加えて、夏彦節とでも呼ぶしかない独特の勁直なリズムを
持つあの文体。コラムを書き継いで上梓した論集20余冊を
数える今もなお、その精気は衰えず・・・」
(p149~151)


うん。「みずから経営する雑誌」というのは
今は、「みずから書きこむブログ」という手軽さとなり。
どちらも、「長く黙殺をもってむくいられ」たりします。


うんうん。一銭五厘の旗印もありました。
そうして、山本夏彦の旗印もありました。
楽しみは、鮮明な旗印のブログとの出合。



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