和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

新刊注文。

2018-01-03 | 短文紹介
あけましておめでとうございます。
今年の一月は、新聞を二紙購読することにしました。
産経と読売。
さっそく、1月3日の両コラムを見る。

産経抄は、こうはじまっております。

「元旦は、塩野七生さんの『ギリシア人の物語Ⅰ』を
読んで過ごした。・・・・」

編集手帳は、

「毎日を笑って過ごせば免疫力も増すと聞く。
がんと告げられた妻のため、ショートショートを
一日一編書き下ろそう。眉村卓さんの
『妻に捧げた1778話』(新潮新書)は、
その約束を果たした約5年の記録である。・・・
2004年の刊行で品薄だったが、タレントの
カズレーサーさんがテレビで紹介し、
緊急増刷された。きっかけがあれば
良書を手に取る人は多いという証左だろう。」

うん。ここには、編集手帳のコラムの最後を引用。

「1979年の角川文庫の広告は印象深い。
眉村さんの『ねらわれた学園』など100冊を
薦めるキャンペーンで、薬師丸ひろ子さんが
『時間がないんだ青春は。』と説いていた。
思う存分、本を読む時間はなかなか取れない。
限られた日々、最愛の人の作品と過ごした
眉村さんの奥様は幸せであったろう。」


2冊をさっそく注文。

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2 コメント

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おめでとうございます (きさら)
2018-01-03 22:28:05
今年も 和田浦海岸さんの
深い内容の読書ブログを
楽しく拝見したいと思っております。(^^)/

眉村さんは 産経新聞の夕焼けエッセー(関東では朝焼けでしたっけ?)の選者さんでもあるので
親しみを感じています。 不思議な感覚の作品を何冊か読んだことがあります。
奥様の為に書かれた作品も いくつか読んだ記憶があります。素敵な夫婦愛ですよね。

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おめでとうございます。 (和田浦海岸)
2018-01-03 23:05:43
きさらさん。
あけましておめでとうございます。

眉村氏の作品はひとつも
読んだことがないので、
きさらさんの方がよくご存知なのですね。

ちょこちょこと
好奇心があちこちに振れますが、
今年は、一年かけて、
正法眼蔵を読み終えます(笑)。
返信する

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