気になっていた新刊
平山周吉著「戦争画リターンズ
藤田嗣治とアッツ島の花々」
(芸術新聞社)を買いました。
ということで、
とりあえず、あとがきから引用。
「私が昭和史関係の本を好んで読む
ようになったのは、この十年来のこと
である。その間、もっともお世話になったのは、
神保町の古本屋街にある一軒のお店、それも
店頭の格安本のコーナーだった。こんな
著者が、記録が、自費出版本があるのかと、
大いに勉強させてもらった。書かずには
いられない、その人にとっての生涯ただ一冊の
本も多かった。万斛の思いが籠った本なのだから
読まなければと思いつつ、なかなか果たせない。
でもせっかく安い値段をつけてくれているのだから、
まずは手元に置いておこうと買い集めた。
・・・・
このお店、篠村書店は、鉄道マニアには有名な
お店である。店内の右側が鉄道本、左側が軍事を
中心とした歴史書だった。私は篠村書店では
心ならずも左派だったことになる。安い買い物
ばかりをして大した客ではなかったが、
この場を借りて、九十歳になる女主人の
篠村喜代子さんと故・釜野井勝美さん
(養子縁組して篠村姓になっていた)に
お礼申し上げる。・・・」
さて、どのように、古本が
この新刊一冊の味わいを出しているのか。
それが読めるしあわせ(笑)。
平山周吉著「戦争画リターンズ
藤田嗣治とアッツ島の花々」
(芸術新聞社)を買いました。
ということで、
とりあえず、あとがきから引用。
「私が昭和史関係の本を好んで読む
ようになったのは、この十年来のこと
である。その間、もっともお世話になったのは、
神保町の古本屋街にある一軒のお店、それも
店頭の格安本のコーナーだった。こんな
著者が、記録が、自費出版本があるのかと、
大いに勉強させてもらった。書かずには
いられない、その人にとっての生涯ただ一冊の
本も多かった。万斛の思いが籠った本なのだから
読まなければと思いつつ、なかなか果たせない。
でもせっかく安い値段をつけてくれているのだから、
まずは手元に置いておこうと買い集めた。
・・・・
このお店、篠村書店は、鉄道マニアには有名な
お店である。店内の右側が鉄道本、左側が軍事を
中心とした歴史書だった。私は篠村書店では
心ならずも左派だったことになる。安い買い物
ばかりをして大した客ではなかったが、
この場を借りて、九十歳になる女主人の
篠村喜代子さんと故・釜野井勝美さん
(養子縁組して篠村姓になっていた)に
お礼申し上げる。・・・」
さて、どのように、古本が
この新刊一冊の味わいを出しているのか。
それが読めるしあわせ(笑)。
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