今回の目的は大山では無くてこの近傍の山から見る富士山と赤い星雲だったのだが、前日の夕方に神奈川県秦野市に到着した頃には空に雲が広がってしまい、星空の撮影は難しくなってしまった。目的地を大山に変更して早朝5時に起床して準備し、出発しようとしたのだが、下調べが不十分でヤビツ峠からの登山道入り口がわからない。GPSを片手に登山口まで行くが、そこにある道標には大山を示す表示が見当たらない。蓑毛側の下山道に進んでみると少し行ったところに左の尾根に登る道が分岐しており、それを登ると大山に至る尾根に乗り上げた。下山してきてからわかったのだが、登山口はバス停のすぐ後ろに立派な道がついており、暗い中を探したのでまさかそんなところに登山口があるとは思わなかった。
出発したのは5時45分ごろになってしまう。道路が凍結していたので最初から軽アイゼンを装着して登ったが、中腹の標高1,000m弱のあたりまではさほど凍った箇所は無かった。日の出の頃に富士山展望地まで登りたかったのだが、もはや間に合いそうもない。
ヤビツ峠の上にある展望地から見下ろす秦野市の夜景。
樹林帯の中で夜が明けてしまう。木の隙間から見る朝焼けの富士山。
1時間15分ほど歩いてようやく富士山が見えるところまで登って来た。二ノ塔・三ノ塔の尾根越しに大きな富士山が立つ。
朝焼けの時間には間に合わなかったが、迫力は十分。ここから先は三脚を担いだまま登る。
富士山の反対側には秦野市の町と相模湾、右手には伊豆半島が見える。
凍り付いた雪道だが、トレースはしっかりと付いていた。
大山ケーブルカー側からの登山道に合流する少し手前で、ようやく富士山がすっきりと見渡せる展望地に出た。丹沢主脈尾根の向こうに見える富士山の景色が素晴らしい。
塔ノ岳から丹沢山、蛭ヶ岳に至る丹沢主脈尾根と富士山。
御坂山塊や毛無山とは全く違う眺望の富士山だが、意外と近く見える。
鳥居をくぐる。
その先にも富士山の眺望。周辺の木々が若干邪魔だが、紅葉や樹氷になっていれば・・・。
阿夫利神社
神社の脇から振り返れば富士山の眺望。
山頂の大木と朝日に輝く相模湾
大山山頂
山頂を越えてその向こう側にある電波塔。
電波塔の向こう側はこれまた素晴らしき丹沢の山並と富士山の眺望。
三ノ塔と富士山
立ち位置を変えて山頂に立つ木と富士山
塔ノ岳と尊仏山荘
蛭ヶ岳山頂は樹氷になっている。あそこまで行けば更なる絶景が広がっているだろうが・・・遠過ぎる。
200㎜望遠レンズで見る富士山。このくらいの大きさならば、富士山と星を撮影するには十分。あとは位置的な問題だけ。
今回の目的はまだ登ったことが無かった大山に登ってみたいということもあったのだが、それよりも今後に向けて富士山の眺望と大きさ、さらに展望地のGPS座標を確認しておきたかった。目的は十分に達成できたが、それ以上に素晴らしい眺望を楽しむことが出来た。これだけ富士山から距離が離れると、夕暮れのダイヤモンド富士はきっと真っ赤な夕陽が沈んで行くのだろう。時間と機会が合えば訪れてみたい。そして富士山の上に輝くであろうあの赤い大星雲も、いつかは撮影してみたい。
出発したのは5時45分ごろになってしまう。道路が凍結していたので最初から軽アイゼンを装着して登ったが、中腹の標高1,000m弱のあたりまではさほど凍った箇所は無かった。日の出の頃に富士山展望地まで登りたかったのだが、もはや間に合いそうもない。
ヤビツ峠の上にある展望地から見下ろす秦野市の夜景。
樹林帯の中で夜が明けてしまう。木の隙間から見る朝焼けの富士山。
1時間15分ほど歩いてようやく富士山が見えるところまで登って来た。二ノ塔・三ノ塔の尾根越しに大きな富士山が立つ。
朝焼けの時間には間に合わなかったが、迫力は十分。ここから先は三脚を担いだまま登る。
富士山の反対側には秦野市の町と相模湾、右手には伊豆半島が見える。
凍り付いた雪道だが、トレースはしっかりと付いていた。
大山ケーブルカー側からの登山道に合流する少し手前で、ようやく富士山がすっきりと見渡せる展望地に出た。丹沢主脈尾根の向こうに見える富士山の景色が素晴らしい。
塔ノ岳から丹沢山、蛭ヶ岳に至る丹沢主脈尾根と富士山。
御坂山塊や毛無山とは全く違う眺望の富士山だが、意外と近く見える。
鳥居をくぐる。
その先にも富士山の眺望。周辺の木々が若干邪魔だが、紅葉や樹氷になっていれば・・・。
阿夫利神社
神社の脇から振り返れば富士山の眺望。
山頂の大木と朝日に輝く相模湾
大山山頂
山頂を越えてその向こう側にある電波塔。
電波塔の向こう側はこれまた素晴らしき丹沢の山並と富士山の眺望。
三ノ塔と富士山
立ち位置を変えて山頂に立つ木と富士山
塔ノ岳と尊仏山荘
蛭ヶ岳山頂は樹氷になっている。あそこまで行けば更なる絶景が広がっているだろうが・・・遠過ぎる。
200㎜望遠レンズで見る富士山。このくらいの大きさならば、富士山と星を撮影するには十分。あとは位置的な問題だけ。
今回の目的はまだ登ったことが無かった大山に登ってみたいということもあったのだが、それよりも今後に向けて富士山の眺望と大きさ、さらに展望地のGPS座標を確認しておきたかった。目的は十分に達成できたが、それ以上に素晴らしい眺望を楽しむことが出来た。これだけ富士山から距離が離れると、夕暮れのダイヤモンド富士はきっと真っ赤な夕陽が沈んで行くのだろう。時間と機会が合えば訪れてみたい。そして富士山の上に輝くであろうあの赤い大星雲も、いつかは撮影してみたい。