昨年何ヶ所か鹿と人避けの柵を設置したのは良いが、花が終わった頃に一度見に行っただけでその後はほとんど放置された状態のまま冬を越してしまった。台風も来たし雪も降ったことだから倒れてしまっている場所が多いだろう。一番近場の湯村山界隈がどうなっているのか、さらに毎年のように盗掘の被害に遭っているエビネが気になっていた。パトロールを兼ねて散策に出かけてみる。

整備の行き届いている湯村山界隈の武田の杜遊歩道。しかし、これが仇になって盗掘や花摘みの被害が絶えない。

天候は曇。富士山は見えず。

蕾を付けたシュンラン。下草が少ないこの季節は葉を見つけるのは簡単だが花芽を付けている株はきわめて少ない。

シュンランの葉がちぎれている。草刈りをした様子は無く、どうやら鹿の食害。

紛らわしいこの葉はスゲの仲間(おそらくカンスゲ)。既に花穂が出て蕾を付けている。

鉄柵で囲ったこの場所は柵がしっかりしているので風も雪もほとんど心配無い。

まだ何も生えていない。

森の中に設置したこちらの策は木の枝が落ちてきて若干傾いたポールがあった他はほとんど無傷だった。

この場所を含めて細いポールで囲ったところはほとんどがポールの根元で折れ曲がっていた。

折れた部分を取り除いて挿し直すが、これは一時凌ぎで、もっと太いポールを使わないとまた倒れてしまうだろう。

数は少ないがこんな低山にミヤマウズラが生育している。昨年の花穂が残っており無事に咲いてくれたようだ。

心配していたエビネは健在。葉が枯れずに年を越すエビネは、下草の生えていないこの季節だと簡単に発見されてしまう。

ここは花仲間にも教えていない秘密の場所。人がめったに来ない代わりに鹿の糞があちらこちらに散らかっている。保護柵設置を考えたほうが良さそうだ。
まだ花は何も咲いておらず、シュンランはようやく蕾を付けたところだった。保護柵はどの程度の効果が出るのか、おそらく1∼2年程度で結果が出るとは思えないが、現在の時点ではこの方法がベストであるように思う。いちばん心配なのは鹿や人以上に、笹がはびこって花の咲くスペースがどんどん狭くなってきていることである。

整備の行き届いている湯村山界隈の武田の杜遊歩道。しかし、これが仇になって盗掘や花摘みの被害が絶えない。

天候は曇。富士山は見えず。

蕾を付けたシュンラン。下草が少ないこの季節は葉を見つけるのは簡単だが花芽を付けている株はきわめて少ない。

シュンランの葉がちぎれている。草刈りをした様子は無く、どうやら鹿の食害。

紛らわしいこの葉はスゲの仲間(おそらくカンスゲ)。既に花穂が出て蕾を付けている。

鉄柵で囲ったこの場所は柵がしっかりしているので風も雪もほとんど心配無い。

まだ何も生えていない。

森の中に設置したこちらの策は木の枝が落ちてきて若干傾いたポールがあった他はほとんど無傷だった。

この場所を含めて細いポールで囲ったところはほとんどがポールの根元で折れ曲がっていた。

折れた部分を取り除いて挿し直すが、これは一時凌ぎで、もっと太いポールを使わないとまた倒れてしまうだろう。

数は少ないがこんな低山にミヤマウズラが生育している。昨年の花穂が残っており無事に咲いてくれたようだ。

心配していたエビネは健在。葉が枯れずに年を越すエビネは、下草の生えていないこの季節だと簡単に発見されてしまう。

ここは花仲間にも教えていない秘密の場所。人がめったに来ない代わりに鹿の糞があちらこちらに散らかっている。保護柵設置を考えたほうが良さそうだ。
まだ花は何も咲いておらず、シュンランはようやく蕾を付けたところだった。保護柵はどの程度の効果が出るのか、おそらく1∼2年程度で結果が出るとは思えないが、現在の時点ではこの方法がベストであるように思う。いちばん心配なのは鹿や人以上に、笹がはびこって花の咲くスペースがどんどん狭くなってきていることである。