東京都山岳連盟の自然保護グループによる奥多摩御前山のカタクリ調査があり、山梨県山岳連盟の自然保護グループ有志も参加させていただくこととなり出かけてきた。
朝8時半に奥多摩駅の前に集合ということだったので、6時半に甲府市内某所に参加メンバーが集まり出発する。この日は雨の予報だったので天候が心配だったのだが、朝は青空も見えていた。奥多摩湖が見えてきたあたりで先日遭難事故があった三頭山らしき山が見えてきたので、カーナビで山名を確認していると前を走っていた仲間の車が信号で停車しているのに気付かず急ブレーキを踏んだが間に合わず見事に追突。幸いにして怪我人無く車も普通に走れるのでそのまま集合場所に向かう。調査終了後、夕方になってから事故届を出すために警察に行ったところ、思い切り怒られた。朝から大当たりである。
本日は奥多摩湖のほとりから標高差950mほどを登るややロングコースを覚悟していたのだが、山頂付近のカタクリ調査が主体ということで特別に栃寄の林道ゲートを開けてもらい中腹まで車で入れさせてもらった。この場所からだと山頂までは標高差700mほどになる。

林道終点の清涼な沢。かつてはワサビ田があったらしい。

標高700mくらいの林道終点から様々な花が咲いていた。コチャルメルソウ。

ニリンソウ。周辺には咲き終えたアズマイチゲの葉がたくさん。

ネコノメソウ(?)とフイリヒナスミレ。

花が終わってしまっているが、茶色い葯が4本(に見える)。ネコノメソウだろう。沢沿いにはこのネコノメソウがたくさん生えていた。
3チームほどに分かれて調査が行われたが、山梨県のチームは東京都山岳連盟自然保護グループのメンバーの方に案内していただいて山頂の周回コースを廻ることとなった。打ち合わせをして下山後の集合場所と時間を確認して出発である。

少しピンク色がかったナガバノスミレサイシン。後ろにはエイザンスミレ。

白花のナガバノスミレサイシン

このあたりには白花が群落を形成していた。

フタバアオイ

まだ蕾だった。

アズマイチゲはあちらこちらに葉がたくさん出ている。天候が悪く花は開いていない。

高度を上げると・・・

カタクリ出現。

ところどころ保護柵が設置されているが、囲われてからまだ年数が経っていないらしく、幼弱な葉が多かった。

山頂で記念撮影。
山頂手前で軽食をとった後、さらに山頂で休憩してから周回コースを進む。かつてはもっとたくさんカタクリが咲いたそうだが、山梨の山と同様に鹿の食害でかなり数を減らしているそうだ。確かに山肌が乾燥していて下草が少ない。

良く整備された登山道。

こちら側の保護ネットの中はカタクリがたくさん咲いている。ようやく再生してきたというところだろう。

バイケイソウに覆われたこの景色を見ると・・・鹿の食害が酷いと言わざるを得ない。

沢筋を下る。

今度はネコノメソウ属がたくさん。ツルネコノメソウ。

葉の汚れ方からヨゴレネコノメソウだと思うが、周辺には普通のネコノメソウもたくさん咲いている。

葯の数を接写して確認してみると、8本ある。やはりヨゴレネコノメソウ。

コガネネコノメソウもあちらこちらに群落を形成している。

コガネネコノメソウ

そしてさらに、ハナネコノメソウ。これで5種類のネコノメソウ属を見たことになる。

ここで広い道に合流する。少し下って出発点に戻る。

法面の上にあったコチャルメルソウ林。
東京都山岳連盟自然保護グループのカタクリ調査を手伝うはずだったのだが、ほとんど役に立てず後ろを付いて歩いて花を観賞して下山してきた感じになってしまった。山梨県とは違ったGPS座標を使っての調査は面倒ながらも定点で調査するには有効な方法であろうと勉強させていただいた。下山後奥多摩駅前の餃子屋で意見交換会が行われ、おいしい餃子をいただいてから解散となった。雨の予報だったが、1日天気が持ってくれて幸いだった。さらには、追突した車が仲間の車であったことも不幸中の幸いだった。自損事故で車が大破したことはあったが、車にぶつかったのは初めてである。
朝8時半に奥多摩駅の前に集合ということだったので、6時半に甲府市内某所に参加メンバーが集まり出発する。この日は雨の予報だったので天候が心配だったのだが、朝は青空も見えていた。奥多摩湖が見えてきたあたりで先日遭難事故があった三頭山らしき山が見えてきたので、カーナビで山名を確認していると前を走っていた仲間の車が信号で停車しているのに気付かず急ブレーキを踏んだが間に合わず見事に追突。幸いにして怪我人無く車も普通に走れるのでそのまま集合場所に向かう。調査終了後、夕方になってから事故届を出すために警察に行ったところ、思い切り怒られた。朝から大当たりである。
本日は奥多摩湖のほとりから標高差950mほどを登るややロングコースを覚悟していたのだが、山頂付近のカタクリ調査が主体ということで特別に栃寄の林道ゲートを開けてもらい中腹まで車で入れさせてもらった。この場所からだと山頂までは標高差700mほどになる。

林道終点の清涼な沢。かつてはワサビ田があったらしい。

標高700mくらいの林道終点から様々な花が咲いていた。コチャルメルソウ。

ニリンソウ。周辺には咲き終えたアズマイチゲの葉がたくさん。

ネコノメソウ(?)とフイリヒナスミレ。

花が終わってしまっているが、茶色い葯が4本(に見える)。ネコノメソウだろう。沢沿いにはこのネコノメソウがたくさん生えていた。
3チームほどに分かれて調査が行われたが、山梨県のチームは東京都山岳連盟自然保護グループのメンバーの方に案内していただいて山頂の周回コースを廻ることとなった。打ち合わせをして下山後の集合場所と時間を確認して出発である。

少しピンク色がかったナガバノスミレサイシン。後ろにはエイザンスミレ。

白花のナガバノスミレサイシン

このあたりには白花が群落を形成していた。

フタバアオイ

まだ蕾だった。

アズマイチゲはあちらこちらに葉がたくさん出ている。天候が悪く花は開いていない。

高度を上げると・・・

カタクリ出現。

ところどころ保護柵が設置されているが、囲われてからまだ年数が経っていないらしく、幼弱な葉が多かった。

山頂で記念撮影。
山頂手前で軽食をとった後、さらに山頂で休憩してから周回コースを進む。かつてはもっとたくさんカタクリが咲いたそうだが、山梨の山と同様に鹿の食害でかなり数を減らしているそうだ。確かに山肌が乾燥していて下草が少ない。

良く整備された登山道。

こちら側の保護ネットの中はカタクリがたくさん咲いている。ようやく再生してきたというところだろう。

バイケイソウに覆われたこの景色を見ると・・・鹿の食害が酷いと言わざるを得ない。

沢筋を下る。

今度はネコノメソウ属がたくさん。ツルネコノメソウ。

葉の汚れ方からヨゴレネコノメソウだと思うが、周辺には普通のネコノメソウもたくさん咲いている。

葯の数を接写して確認してみると、8本ある。やはりヨゴレネコノメソウ。

コガネネコノメソウもあちらこちらに群落を形成している。

コガネネコノメソウ

そしてさらに、ハナネコノメソウ。これで5種類のネコノメソウ属を見たことになる。

ここで広い道に合流する。少し下って出発点に戻る。

法面の上にあったコチャルメルソウ林。
東京都山岳連盟自然保護グループのカタクリ調査を手伝うはずだったのだが、ほとんど役に立てず後ろを付いて歩いて花を観賞して下山してきた感じになってしまった。山梨県とは違ったGPS座標を使っての調査は面倒ながらも定点で調査するには有効な方法であろうと勉強させていただいた。下山後奥多摩駅前の餃子屋で意見交換会が行われ、おいしい餃子をいただいてから解散となった。雨の予報だったが、1日天気が持ってくれて幸いだった。さらには、追突した車が仲間の車であったことも不幸中の幸いだった。自損事故で車が大破したことはあったが、車にぶつかったのは初めてである。