この季節の恒例山行となっている山梨県山岳連盟主催の三ツ峠清掃登山に1泊2日で参加してきた。例年ならばもう目的の花が終わりかけている頃であろうが、花期が遅れた今年はいちばん良い時期の訪問となった。梅雨時と重なるため毎度のことではあるが今年も天候は小雨で、登り始めからカッパを着ての登山となる。40数名の参加者を2班に分けての登山となった。

梅雨の季節と重なるので今年も天候が悪い。保護柵の中(向こう側)と外(手前側)ではこれほど植生が違う。

参加するたびに感動させられるこの青々と茂った保護地のオオバギボウシ

ユキザサの勢いも凄い。そしてバイケイソウがあまりはびこらず、他の植物とバランス良く生育している。

こんな環境の中にあって初めてこの花が元気に咲くことが出来るのである。

小雨の中のテンニンソウ除去作業。参加人数が多かったので約40分の作業で予定した場所はほぼ除去作業が完了した。

葉を大きく広げて生き生きとしているこの花。
この青々と茂る草たちの中に咲く美しい花たちを目のあたりにして、花を咲かせるために環境がいかに重要かということを学んだ。中村さんと出会ったことも大きかったが、この場所を見た時の感動が私の植物保護を行う原点になっている。
昼食後は別の場所の植物観察に行く。

保護柵の外にあるアオチドリは以前に比べると減ってしまっていた。

トリガタハンショウヅル

この小さなランの勢いが凄い。葉数、花数とも隣の山の保護柵内とは比べものにならないほど密生している。ここまでなんとか戻せないものかと思う。
観察終了後、高山植物勉強会が開催された。今年も講師を仰せつかり、今年見た絶滅危惧の花たちのスライドを上映した。前日深夜(いや、当日未明1時までかかって)編集した画像を上映し、集まった30人ほどの参加者たちが熱心に見てくれて作って来た甲斐があったと思った。

翌朝も天候悪く、雨が降り出す前に下山となった。

梅雨の季節と重なるので今年も天候が悪い。保護柵の中(向こう側)と外(手前側)ではこれほど植生が違う。

参加するたびに感動させられるこの青々と茂った保護地のオオバギボウシ

ユキザサの勢いも凄い。そしてバイケイソウがあまりはびこらず、他の植物とバランス良く生育している。

こんな環境の中にあって初めてこの花が元気に咲くことが出来るのである。

小雨の中のテンニンソウ除去作業。参加人数が多かったので約40分の作業で予定した場所はほぼ除去作業が完了した。

葉を大きく広げて生き生きとしているこの花。
この青々と茂る草たちの中に咲く美しい花たちを目のあたりにして、花を咲かせるために環境がいかに重要かということを学んだ。中村さんと出会ったことも大きかったが、この場所を見た時の感動が私の植物保護を行う原点になっている。
昼食後は別の場所の植物観察に行く。

保護柵の外にあるアオチドリは以前に比べると減ってしまっていた。

トリガタハンショウヅル

この小さなランの勢いが凄い。葉数、花数とも隣の山の保護柵内とは比べものにならないほど密生している。ここまでなんとか戻せないものかと思う。
観察終了後、高山植物勉強会が開催された。今年も講師を仰せつかり、今年見た絶滅危惧の花たちのスライドを上映した。前日深夜(いや、当日未明1時までかかって)編集した画像を上映し、集まった30人ほどの参加者たちが熱心に見てくれて作って来た甲斐があったと思った。

翌朝も天候悪く、雨が降り出す前に下山となった。