亜高山帯~高山帯の砂礫地や岩礫地に生育する多肉質の寄生植物である。ミヤマハンノキの根に寄生する。花期は7~8月。茎は太く、直立して15~30㎝になる。茎の先に穂状花序をつくり、暗紫色の花をたくさん付ける。全体を乾かしたものは強壮薬として使用されることがあり、採取により個体数が減少している。山梨県では八ケ岳と富士山に生育している。
(2018年山梨県RDB:CR 2017年環境省RDB:-)
オニク 令和1年8月 八ヶ岳で撮影
同上
残念ながら花期を過ぎていて花は散った後だった。