山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

オニク(ハマウツボ科)

2021年01月06日 | ハマウツボ科
亜高山帯~高山帯の砂礫地や岩礫地に生育する多肉質の寄生植物である。ミヤマハンノキの根に寄生する。花期は7~8月。茎は太く、直立して15~30㎝になる。茎の先に穂状花序をつくり、暗紫色の花をたくさん付ける。全体を乾かしたものは強壮薬として使用されることがあり、採取により個体数が減少している。山梨県では八ケ岳と富士山に生育している。

 (2018年山梨県RDB:CR 2017年環境省RDB:-)

    オニク 令和1年8月 八ヶ岳で撮影

    同上

    残念ながら花期を過ぎていて花は散った後だった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオナンバンギセル(ハマウツボ科)

2021年01月06日 | ハマウツボ科
山地の草原に生育する1年生の寄生植物である。ススキ、カリヤスモドキなどの根に寄生する。花期は8~9月。ナンバンギセルに似ているが、より大型で花柄も太い。花冠は紅紫色で裂片の縁には細かい鋸歯がある。山梨県では東部富士五湖地方の草原に生育する。

 (2018年山梨県RDB:CR  2017年環境省RDB:-)

    オオナンバンギセル 平成28年8月 東部富士五湖地方の草原で撮影

    同上

    同上

    やや痛んでしまっているが、花弁の辺縁には細かい鋸歯がある。良く似たナンバンギセルは全縁である。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山梨県の絶滅危惧のハマウツボ科植物一覧

2021年01月06日 | ハマウツボ科
2018年版山梨県レッドデータブックに登録されている絶滅危惧の山梨県の絶滅危惧のハマウツボ科植物は以下の通りである。

絶滅危惧ⅠA類(CR)

 オオナンバンギセル(2005山梨県EN 2017環境省-)
    

 オニク(2005山梨県EN 2017環境省-)
    

 ハマウツボ(2005山梨県EN 2017環境省VU)
    

絶滅危惧ⅠB類(EN)

 ヤマウツボ(2005山梨県EN 2017環境省-)
    

 タカネママコナ(2005山梨県EN 2017環境省VU)
    

 エゾシオガマ(2005山梨県EN 2017環境省-)
    

 キヨスミウツボ(2005山梨県VU 2017環境省-)
    

 ヒキヨモギ(2005山梨県DD 2017環境省-)
    

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

 ハンカイシオガマ(2005山梨県VU 2017環境省-)
    
    

情報不足(DD)

 ナンバンギセル(2005山梨県DD 2017環境省-)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山梨県の絶滅危惧のイネ科植物一覧

2021年01月06日 | イネ科
2018年版山梨県レッドデータブックに登録されている絶滅危惧のイネ科植物は以下の通りである。

絶滅危惧ⅠA類(CR)

 ササクサ(2018山梨県CR 2017環境省-)
    

 タカネタチイチゴツナギ(2018山梨県CR 2017環境省VU)

 キタダケイチゴツナギ(2018山梨県CR 2017環境省CR)

 ヒゲナガコメススキ(2018山梨県CR 2017環境省EN)
    

 ミヤマカニツリ(2018山梨県CR 2017環境省VU)

絶滅危惧ⅠB類(EN)

 ミヤマコウボウ(2018山梨県EN 2017環境省-)
    

 ミヤマハルガヤ(2018山梨県EN 2017環境省VU)
    

 ミヤマアワガエリ(2018山梨県EN 2017環境省-)
    

 ヒロハノハネガヤ(2018山梨県CR 2017環境省-)
    

 キタダケカニツリ(2018山梨県EN 2017環境省EN)
    

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

 リシリカニツリ(2018山梨県VU 2017環境省VU)
    
情報不足(DD)

 ハマヒエガエリ(2018山梨県DD 2017環境省-)
 アワガエリ(2018山梨県DD 2017環境省-)

 まだ全く手を付けていない未知の分野である。どうやってこれらの植物を探し同定して行けば良いのかも全く分からない状態からのスタートである。きわめて難しいであろう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲に阻まれダイヤならず 富士本栖リゾート  令和3年1月6日

2021年01月06日 | ダイヤモンド富士
 富士本栖リゾートの竜神池ではちょうど富士山の真ん中あたりからダイヤが現れる頃である。早朝5時半に目を覚まして撮影に出かける。富士山ライブカメラでは朝霧高原で富士山が見えているものの、外に出て空を見上げるとずいぶんと雲が多い。ダイヤは現れるのか?


    少し時間が早かったので精進湖に立ち寄る。7時ごろに左裾から朝日が昇って来るはずだが・・・


    思ったよりも雲が厚くて太陽は姿を現さず、朝焼けにもならなかった。


    富士本栖リゾートの竜神池に移動する。カメラマンは15人ほど集まっていた。


    ここでのダイヤモンド富士は8時ごろである。あと10分ほどだが、雲が厚くて難しそうだ。


    そろそろダイヤの時間。しかしさらに手前にも雲が流れて来た。


    残念ながらダイヤモンド富士は不発。

 うまくすれば雲が光るダイヤモンド富士になるのではないかと期待したのだが残念ながらダイヤならず。しかし、周辺に居たカメラマンの人たちと雑談と情報交換しながらの撮影で、カメラマン同志の一体感のあるなかなか楽しいひとときを過ごした。またの機会に撮影に来よう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする