山地から高山帯の砂礫地に生育する多年草である。花期は7~8月。茎は倒伏して地面を這い、長さ10~40㎝、葉は互生して有茎、小葉は17~21枚の奇数羽状複葉である。長い花柄の上部に赤紫色の花を総状に密に付ける。北海道南西部、本州東北地方や中部に隔離分布し、山梨県では富士山に生育している。個体数はあまり多く無い。
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ムラサキモメンヅルの葉。令和1年9月 富士山で撮影。
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残念ながら花はもう終わっていた。翌年見に行くつもりだったがコロナの影響で富士山は入山規制があり見に行けなかった。
まだ確認したのは葉のみである。コロナの危機が去って入山出来るようになったら花を見に行きたいと思っている。