日当たりの良い草地に生育する多年草である。花期は6~7月。茎は直立して草丈は40~80㎝になる。葉は対生し、卵形ないし楕円形で先端部は尖る。茎頂部、および葉の分岐部に濃褐紫色の花を密に付ける。山梨県では主に富士山周辺に生育しているが、大菩薩山系でも生育が確認されている。
2018年山梨県絶滅危惧ⅠB類(EN) 2017年環境省絶滅危惧Ⅱ類(VU)

フナバラソウ 令和2年6月 東部富士五湖地方で撮影

同上 濃褐紫色の花を密に付ける。蟻が吸蜜しており、ポリネーターになっているのかも知れない。

令和1年6月 大菩薩山系で撮影。

同上

花はまだ咲き始めたばかりだった。この場所での個体数は少ない。