昨年発見したドクゼリと思わしき植物が生育している池のほとりであるが、春に訪れてみたところ池の補修工事が行われていた。その後どうなっているのか、様子を見に立ち寄ってみたところ、大工事になっていて斜面に生えてきた草が・・・。

こんな大工事になっているとは驚きである。

ドクゼリが生えていた斜面は完全に削り取られて消失している。

周辺を探してみる。これはヤブンゾウであろう。

花は典型的な八重になっていないが、中央部にそれらしきものが付いている。

池に流入する水路のほとりにそれっぽいものが咲いていた。

だが、ドクゼリとはちょっと感じが違う。全体的に華奢である。

花が球形にはなっていない。葉の切れ込みが細かい。

ドクゼリよりは明らかに葉の切れ込みが細かい。

これはシャクという植物ではないかと思う。

花弁の幅もドクゼリに比べて幅広で丸っこい。
見た時はドクゼリがまだ生き残っていて良かったと思ったのだが、画像を自宅で調べてみるとやはり別物であった。工事されていない池のほとりは双眼鏡で調べてみたが、ドクゼリらしきものは生えていなかった。残念ながら消失してしまったようである。また別の場所を探してみたいと思う。