山地の林床や草地に生育する。花期は6~7月。茎は高さ20~40㎝、葉は線状長楕円形、花は淡緑色ないしはやや黄色味を帯びる。距は長く、緩く下方か後方に曲がる。山梨県では南アルプス、八ケ岳、富士山に生育しており、群生せずにポツポツと咲いている。
ヤマサギソウ 令和2年8月 鳳凰山で撮影
同上。別の場所。
距は長めで緩く下方か後方に湾曲する。
平成29年7月 北岳で撮影
同上。北岳ではあまり見かけない。
令和2年7月 八ヶ岳で撮影
同上。ホソバキソチドリに似ているが側花弁がバンザイをしているように開いている点が異なる。
平成28年7月 櫛形山で撮影
側花弁がバンザイしているように開いている。
長い間、これらの個体はホソバキソチドリと誤認していたが、図鑑やネットで調べ直し、撮影してきた画像を見直してみると、山梨県内で撮影したものは全てヤマサギソウであるということが分かってきた。ホソバキソチドリの場合は側花弁が開かずに背萼片と一緒になって兜状になるところが違いである。
こちらがホソバキソチドリ。平成30年7月 岩菅山(長野県)で撮影。
同上。この山では個体数が比較的多かった。
側花弁は斜め横に開かず、背萼片と一緒になって兜状の形になる。
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⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
ヤマサギソウ 令和2年8月 鳳凰山で撮影
同上。別の場所。
距は長めで緩く下方か後方に湾曲する。
平成29年7月 北岳で撮影
同上。北岳ではあまり見かけない。
令和2年7月 八ヶ岳で撮影
同上。ホソバキソチドリに似ているが側花弁がバンザイをしているように開いている点が異なる。
平成28年7月 櫛形山で撮影
側花弁がバンザイしているように開いている。
長い間、これらの個体はホソバキソチドリと誤認していたが、図鑑やネットで調べ直し、撮影してきた画像を見直してみると、山梨県内で撮影したものは全てヤマサギソウであるということが分かってきた。ホソバキソチドリの場合は側花弁が開かずに背萼片と一緒になって兜状になるところが違いである。
こちらがホソバキソチドリ。平成30年7月 岩菅山(長野県)で撮影。
同上。この山では個体数が比較的多かった。
側花弁は斜め横に開かず、背萼片と一緒になって兜状の形になる。
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