亜高山帯から高山帯の日当たりの良い草地に生育する多年草である。花期は6~7月。生育地での個体数は少ない。山梨県では2017年に発見され、2019年に専門家を交えた調査と遺伝子解析が行われヒメスズムシソウと確定された。そして2020年1月に山梨県指定希少動植物種(指定種)として追加指定された。全国的には4~5ヶ所での生育が確認されているが山梨県に生育している個体は個体数、生育状況とも良い状態にある。
ヒメスズムシソウ 平成29年7月撮影 発見された当初の個体。
同上 ジガバチソウに似るがヒメスズムシソウは唇弁が下向きに反り返る。
同上
令和1年7月撮影。上記と同じ場所の個体。個体数は変わっていないが、手前にある草がむしり取られている。撮影のためにむしる者が居るのは残念である。
同上
同上 時として数株固まって咲くことがある。
きわめて稀少な種であるので今後の保護対策が重要であろう。
⇒山梨県の希少野生動植物種と指定種・特定指定種について
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
ヒメスズムシソウ 平成29年7月撮影 発見された当初の個体。
同上 ジガバチソウに似るがヒメスズムシソウは唇弁が下向きに反り返る。
同上
令和1年7月撮影。上記と同じ場所の個体。個体数は変わっていないが、手前にある草がむしり取られている。撮影のためにむしる者が居るのは残念である。
同上
同上 時として数株固まって咲くことがある。
きわめて稀少な種であるので今後の保護対策が重要であろう。
⇒山梨県の希少野生動植物種と指定種・特定指定種について
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
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