渓谷や沢の周辺などやや湿った落葉樹林下を好んで生育する多年草である。偽球茎は球形になる。葉は3-5枚が束生し、長さ10-30cm、幅3-6cmの狭長楕円形で、先端は鋭尖頭で、表面は縦じわが多い。高さ20-40cmになる花茎が基部の葉腋から直立し、10-20個の淡紫色の花を総状につけ、下方から開花していく。花期は7~8月。山梨県では生育が確定されていなかったが、令和3年開花している花が確認された。県南部に生育し、個体数は少ない。更なる調査が必要である。
ナツエビネ 令和3年8月 山梨県県南部で撮影
同じ株を別角度から撮影
渓谷を見下ろすナツエビネ
紫色の美しい花。
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➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
ナツエビネ 令和3年8月 山梨県県南部で撮影
同じ株を別角度から撮影
渓谷を見下ろすナツエビネ
紫色の美しい花。
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